「横浜支部チャリティバザー茶会開催」

場 所:平和祈念館
日 時:平成26年12月21日(日)

 裏千家淡交会横浜支部では、歳末恒例のチャリティバザー茶会を、12月21日日曜日に「平和祈念館」にて開催いたしました。今年は日本海側の豪雪の便りと共に一足早く寒波も襲来し、厳しい暮れの季節となりましたが、当日は快晴となり、同門社中の皆様方延べ200人余にご参席いただき、合わせて恒例の会員提供の茶道具、各地の銘菓、大徳寺黄梅院小林太玄和尚ご揮毫の書や色紙などを、会場にてチャリティ頒布いたしました。
 会場となった平和記念館の二階和室と広間の立礼席では、今年無事退任される八名の幹事役員の諸姉を中心にお席持ちし、名残りのお点前をご披露して、心入れの一碗を来場者の皆様にお楽しみいただきました。
 当日のバザー収益金は、神奈川新聞社等を通じて、歳末助け合い募金に寄託されます。
ご協力いただいた方々にこの場をお借りして、支部一同よりお礼申し上げます。
                            広報委員会 藤田宗憲






 三溪園にて日本伝統文化(茶道)紹介

場 所:三溪園鶴翔閣
日 時:平成26年11月30日(日)14時〜15時

 横浜にて開催の「日中韓文化大臣会合」に参加の皆様に日本の伝統文化を理解頂く為に、11月30日横浜市主催にて三溪園で開催された「日中韓文化大臣会合・エクスカーション」日本伝統文化(茶道)紹介に出席の関係者の皆様に、横浜市の依頼を受け支部役員、学茶指導者、青年部員で茶道紹介を行いました。
茶道紹介は、鶴翔閣内和室に御園棚を据え立礼式茶席にて行いました。
始めに「お茶の歴史」茶道の心「和敬清寂」についてお話をし、続いてお菓子銘「初霜」を銘々にお出しお点前。皆様に一碗を差上げお持て成しをいたしました。







 淡交会横浜支部特別講演会
「籠と竹のよもやまばなし〜茶杓に見る茶人交友」

講 師:池田瓢阿先生
場 所:磯子公会堂
日 時:平成26年11月22日(土) 午後1時30分開講

 紅葉の美しい好天に恵まれた11月22日に、竹細工師池田瓢阿先生のご講話を拝聴いたしました。
 講演開始前に呈茶席を設け、お茶は上林春松本店詰、坐忘斎御家元御好「五雲の白」、干菓子は鶴屋吉信製の観世水・紅葉をお出ししました。お席には垂発を掛け大徳寺第511世立花大亀老師筆「関」の短冊、お花は白玉椿・満天星の照葉を生けました。学校茶道の大学生、青年部が呈茶のお手伝いをいたしました。
池田瓢阿先生のご講演は、ご講話と実際の茶杓鑑賞で、要旨は次の通りでした。
(1)ご講話の要旨
「茶杓は贈るものであり、贈られるものです」
鎌倉時代に、南宋から日本に伝えられたのは、主に象牙や竹の茶杓でした。室町時代まで茶杓に筒はなく、茶入に添えられて伝えられるものでした。
桃山時代・天正後期(利休時代)、それまで専門職の名人が削っていた竹の茶杓を、茶人が自ら削るようになります。その中心にいたのが利休でした。ことに利休の手に触れた茶杓は、多くの者の求めるところとなります。そして、利休は、求められた茶杓に筒を作り、宛名を入れ、花押を施して贈ることを始めます。これが「贈筒」の始まりです。筒に記された宗名・花押は、利休の作であることを明確にし、宛名は、利休と茶杓を貰い受けた人物との交友関係を示します。また「贈筒」の宛名は、発展変化して「銘」となり、茶杓は、茶を掬うという本来の目的とは別に、作者の心や思いを伝える力を持ち、数多くの名作が生まれたのです。利休に影響を受けた茶人たちが同じように茶杓を削り、贈筒を付けて贈り始めました。最近でも近代の数寄者にも同様の習慣が残っていました。
茶杓は贈るもの・贈られるもの、その中で発展してきました。
(2)茶杓鑑賞の要旨
池田瓢阿先生、池田泰輔先生の解説でご持参の茶杓箪笥から有名なお茶杓写を実際に鑑賞させていただきました。また、茶杓箪笥の後ろには、池田瓢阿先生作の牡丹籠写に先生自ら花を生けていただき荘ってくださいました。







 三溪園大茶会

場 所:三溪園
日 時:平成26年10月24日(金)25日(土)

 平成2年に横浜市制百周年記念国際大茶会の協賛懸釜として始まった、三溪園での五流茶会も、今年で第19回となりました。晴天となった10月24日、25日の両日、二日間で述べ約千人の各流同門の方々が、雨上がりの、色づき始めた紅葉の日差しの下で、一碗を楽しまれました。
 横浜支部は内苑の白雲亭で薄茶席を担当しました。寄り付きは奥谷秋石筆の「滝に紅葉」絵、本席の床は坐忘斎お家元筆の「秋聲天地間」の横物一行。花入は竹一重切り、花は龍能菊、刈萱に、檜扇の黒い実を添えて深まりゆく秋を詠いました。香合は春斉塗の三日月、釜は庄兵衛造の小霰、風炉は崇白造の雲華、白と黒のコントラストで白秋を感じさせるモダンな設えでした。棚は玄々斎好みの五行棚、風炉先屏風は好斉造の雲月、透かし彫りと月影を模した文様がこれも秋を想わせました。水差しは久宝造瓢耳付、薄器は正玄造の竹金輪寺、茶杓は銘残菊、茶碗は弘入造黒楽、銘は「はじとみ」、替えは淡々淡斎手捏ね、飴釉の銘「徒然」。莨盆は光春造桑木地鞍形、火入れは良多造の俵。菓子は千草庵製の「山路」でした。心入れのご奉仕をさせて頂き、ご参席の方々もご満足された様子でした。
 鶴翔閣の江戸千家は邸内に野点の趣向で、立礼席で臨まれ、内苑の臨春閣住之江の間は武者小路千家、天楽の間は表千家。奥まった月華殿は遠州茶道宗家が担当され、着物姿の皆様には、外苑の菊花展をご覧になるなど、秋の一日をゆっくりと味あわれたことと思います。
                            広報委員会 藤田宗憲







 円覚寺御献茶式

場 所:鎌倉円覚寺
日 時:平成26年10月3日(金)

平成26年10月3日(金)、鎌倉円覚寺開山国師の毎年忌にあたり御献茶式が執り行われ、千玄室大宗匠ご奉仕により濃茶一碗を謹点、開山国師に捧げられました。
境内の雲頂庵にて、鎌倉支部担当濃茶席と、横浜支部担当薄茶席が設けられ参列者に呈されました。
当日は、澄み渡る青空に白い秋の雲。心地よく清められた広い境内を吹き渡る風も、輝いて見えました。
仏殿にて立礼式で大宗匠の御供茶式が行われましたが、寺を訪れた観光の方々も、外から首を伸ばし、興味深くご覧になっていました。そうした一般の方々をも包み込むように、大宗匠の気迫があたり一面に広がり、ピンと張りつめた空間を構築なさったように感じました。まっすぐに伸びた大宗匠の背を後ろから拝見するだけでも、思わず姿勢を正したくなるような気持になりました。
横浜支部席の床は、「悠然看南山」円覚寺の釈宗演老師筆。花入れ砧籠(池田瓢阿造)には、桜蓼、貴船菊、黄花ほととぎす。香合は、竹製の虫香合。印象に残る釜は、鐶付がカマキリの形をした、久ち梨釜(十一代寒雉造)。時代の雲錦蒔絵棗に、茶杓は、大宗匠作、銘(秋声)という道具組でした。
大宗匠筆「明歴々露堂々」の一行の掛けられた鎌倉支部の濃茶席と、趣向を凝らしたそれぞれの持て成しに、いずれも、すばらしい席でしたと、お客様は喜ばれたご様子でした。
当日は、円覚寺の行事である「四ツ頭式」も執り行われ、華やかな賑わいの一日になりました。







 式典並びに坐忘斎家元記念講演

場 所:パシフィコ横浜会議センター1階メインホール
日 時:平成26年9月23日(祝)

ご宗家より坐忘斎お家元と万紀子様のご列席をいただき、同門社中約1000名が集う記念式典が行われました。会場には、お茶を学ぶ生徒たちの心のこもった立礼席が設けられ、お家元に幼稚園児より一碗が運ばれると、見守る一同に、和やかなほほえみの輪が広がりました。
主会場では、淡交会横浜支部の「育んだ歴史50年」記念ビデオが放映された後、式典に移り、主催者側より、岡田伸浩支部長の開会の挨拶の後、坐忘斎家元のご挨拶、ご来賓の黒岩祐治神奈川県知事、林文子横浜市長代理の鈴木伸哉副市長、上野孝関東第三地区長のご祝辞をいただきました。又、鵬雲斎大宗匠から祝電を頂戴いたしました。
第2部では、お家元がご講演され、「温故知新の心掛けで、工夫を怠らず、未来につなげてほしい」とのお言葉をいただきました。
第3部では学校茶道で精進している学生6名が、学生を代表してお家元と親しく一問一答をしました、「きれいなお点前をするには」や、「伝統文化としてのお茶を学ぶ姿勢」などをお聞きしました。こうして盛大な50周年記念行事を閉幕いたしました。
                            広報委員会 藤田宗憲







 記念祝賀会(懇親会)

場 所:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル3階
日 時:平成26年9月23日(祝)17時15分〜19時

 始めにウエルカム演奏をチェリストの黒川悠一郎氏によって世界平和の曲でもある「鳥の歌」と横浜の歌「赤い靴」その他を、チェロで弾いて頂きました。
岡田伸浩支部長の歓迎のご挨拶に続きまして、千 万紀子様のご挨拶を頂きました。23年の「坐忘斎家元を囲むつどいin yokohama」にいらして頂いた時の事を良く覚えておられて元町、中華街にお出掛けになられた時の事をユーモアを交えてお話し下さいました。宴も酣になり、各テーブルにお家元様が回られて写真撮影の後、竹村副支部長の中締めのご挨拶により、お開きになりました。
この記念行事をすべて滞りなく終える事が出来ましたのは会員の皆様方のお力添えとご協力に感謝申し上げます。    
                             副幹事長 門間宗映







 一般社団法人裏千家淡交会横浜支部設立50周年記念
 横浜学校茶道連絡協議会設立40周年記念茶会・式典開催

場 所:パシフィコ横浜会議センター3階
日 時:平成26年9月21日(日)

 平成26年は、淡交会横浜支部が設立50周年を迎え、また、学校茶道連絡協議会が設立40周年を迎える記念すべき年となりました。
午前10時から、記念茶会が開催されました。淡交会横浜支部長席、学校茶道席、青年部席、JC席の4席が設けられ、約450名の同門社中の皆様に参席いただき、天高い快晴の一日をお濃茶、お薄茶、点心をお楽しみいただきながら、懐かしい思い出の数々が交わされました。それぞれ4席とも工夫を凝らして横浜らしいお席になりました


支部長席 濃茶
濃茶席は参与の蒔苗宗芳先生、関宗貴先生、板野宗芳先生、鈴木宗徹元幹事長方とお社中の方々が担当いたしました。
坐忘斎家元ご染筆のお軸「佳辰」とお茶杓は銘「松の庵」、水指は古丹波茶入れは瀬戸織部、お客様は50周年にふさわしい道具組にお喜びでした。支部長と席主を務められた参与の方々のお話しは支部の歴史を感じるお話しでお客様がたのお心に残った事と思います。        
                                 芦川 宗和



学茶席
「本日は学校茶道横浜丸にご乗船頂きましてありがとうございます。
40周年を迎え、気持ちを新たに船出致します」大学生の挨拶で、出航の銅鑼の音が響き、横浜の海をテーマとした甲板の点前座で、高校生のお点前が始まります。また大学生の援助の元、個別支援級の男子中学生も横浜発祥の絵の数茶碗でお運びをしました。
夏の合宿練習後、各学校でお稽古を重ね、当日を迎えましたが、緊張の中にも笑顔の対応、「お茶をどうぞ」「おさげいたします」の一言で、機械では味わえない人間としての温かさを、心に深く刻むことが出来ました。
                                 渡邉 宗清


青年部席
青年部は大人っぽさを演出しようという発想で、カクテル「ヨコハマ」の色・赤をテーマカラーに、窓からみなとみらいの夕暮れの景色が見える設えとして点前座の背後にその風景を映し出しました。
この日の為に、坐忘斎家元ご染筆「枩風含慶音」を掛け、寿の字の皆具に淡々斎の銘「菊壽」の茶杓、槌香合「福寿有這中」と書いてあり、支部と学茶の周年を寿ぐ気持ちを表しました。元町シルバーオオノで銀盆をお揃いで誂え、すり琥珀のかもめとヨコハマ青年部のマークのふやきを出しました。
青年部会員は席中だけでなく、会場整理や誘導など席外のお手伝いにも多数参加し、支部と一体となり大きな行事に協力することが出来、良き2日間となりました。
                                  高島宗裕


JC席 
記念のお茶会に地元青年会議所としてお席を持たせて頂きましたことは大変有難く、光栄なことと存じております。
 この度のお席ではこの佳き日をお祝いする気持ちと共に、裏千家、そして横浜支部の今後ますますの発展をお祈りする気持ちを表したいとお道具や設えを整えました。又青年会議所ならではの横浜らしさを表現する事にも拘ってみました。今年に入ってからは特別稽古の日程を組み、メンバー一同励んで参りましたが、なかなか思うように行かず、当日も随所にお目だるいことで大変失礼を致しました。それでも私共にとりましては何もかもが素晴らしい経験であり、こうして大過なく事を終えることができた今、お導きくださいました支部の先生方や支えてくださったすべての皆様に心から感謝申し上げます。
                                 萩原 智美






 平成26年度第二回役員会

場 所:崎陽軒ヨコハマジャスト1号館
日 時:8月6日(土)

 横浜駅近くにある崎陽軒ヨコハマジャスト1号館の会議室にて、淡交会横浜支部第二回役員会を岡田支部長以下、勝治雄副支部長、竹村光史副支部長、田村副支部長、鈴木宗徹参与、幹事42名、青年部1名の参加によりに開催致しました。
平成27年度の事業計画案と予算案について若林宗茂幹事長と会計の平泉宗喜委員長より説明があり、それぞれ議案を審議した後、賛成多数で採決されました。
今年、特に目前に控えた支部・学茶の周年行事について、岡田支部長より労いと激励のお言葉があり、長い準備を経ていよいよ始まるのだという気持の高まりを感じると共に、一同ひとつになって臨むことを皆で再度確認致しました。





 「三溪園夏休み茶道体験ミニ講座開催」


場 所:三渓園
日 時:8月13日(水)

 裏千家淡交会横浜支部では、本牧「三溪園」主催で、「鶴翔閣」で楽しむ夏休み体験講座「初めての人のための茶道ミニ講座第2日」(抹茶の飲み方を覚えよう)に協賛させていただきました。お盆休みの帰省のピーク、夏休み真っ盛りの8月13日に、もうすっかり日焼けした子供たちを主役に、観光に訪れた外人客も交え、家族連れの皆さん述べ120人余に参席いただき、一碗を通じて楽しいひと時を過ごしました。
会場となった「鶴翔閣」は、今春に世界遺産となった、富岡製糸場を生んだ財界人、数寄者「原三渓」の往時の家族の住まいとして、本牧の地に残された横浜市の指定文化財です。普段は一般公開されていませんが、夏休みに特に公開されて、親子の交流講座がいまや毎年の恒例となりました。
 正座の足のシビレない座り方を、床に掛かった鎌倉報国寺竹庵義道和尚筆「坐」の字を前に習い、「真」「行」「草」のお辞儀の違い、お菓子のいただきき方、薄茶のいただき方、初めての経験に神妙に挑戦する子供たちの眼差しが輝いていました。きっと未来の茶道を感じ取っていただけたことでしょう。
                            広報委員会 藤田宗憲






 春季茶会

場 所:三渓園
日 時:4月27日(日)

 三渓園鶴翔閣に於いて春季茶会が催されました、若葉の美しい爽やかな日となりご来賓の方々、会員の皆様にご参席頂きました。
 白雲邸の濃茶席は橋川宗翠先生が持たれました。待合床に淡々斎筆仙叟宗室像「老木なれど散らねバ花能盛りかな」を掛け、炭斗一式を飾りました。本席は円能斎筆 「淑静」のお軸で雨竜青磁花入れに見事な熊谷草を活けて香合は「かがみ貝」井口海仙宗匠が三渓園を愛した事から風炉先、棚は海仙好の屋久杉八景棚を使われました。水指は備前火襷芋頭、茶入膳所耳付、仕覆伊予簾緞子、茶杓円能斎作 銘「草の庵」茶碗 黒左入造 銘「閑居」替茶碗は高麗、箱書きのお茶碗が沢山ありました、その中でも最後の席に入られた作陶家浅見五郎助のお茶碗は螺鈿が埋め込まれた珍しい物でした。お茶「松花の昔」お菓子「花白雲」亀屋萬年堂製。
 薄茶席担当は西田宗美先生で待合床に辻合喜代太郎筆 筍絵賛、本席は坐忘斎家元筆「松無古今色」花は鯛釣草、縞葦、小葉瑞菜を提籠に活けました。香合黒柿 扇重浮御堂蒔絵12代宗哲、方円風炉、釜十王口撫肩衝寒雉造、染付水指福禄寿絵湖東焼、黒大棗3代宗哲、茶杓坐忘斎家元作 銘「浦舟」、茶碗高円宮御印 赤吉左衛門 替茶碗萩高麗左衛門  帆掛船弘入造、お菓子 淡海 青柳製 一足早い風炉の道具組でした。
 学校茶道、青年部合同席では待合でお客様方に担当の学校2校と青年部の自己紹介のお手紙を席入券として手渡しました。素晴らしいお手紙でした。席入りしますと立礼席の床に20年前四青年部が出来た時に鵬雲斎大宗匠に書き下ろして頂いた一行物「寒松一色別年」を掛けて、5種の花を徳利に差し、香合は待庵古材銀縁を飾り、御園棚の釜は布目四方角切釜、水指新渡染付、遠山平棗、茶杓大亀老師作 銘「薫風」、茶碗黒色替り青子造、菓子「野の風」打出庵製 
 学校茶道の生徒方、横浜青年部員が協力し合っての良いお席でした。
                            広報委員長 門間宗映





 


 平成26年度定期総会

場 所:磯子公会堂
日 時:2月18日(火)


 淡交会横浜支部「平成26年度定期総会」が2月18日磯子公会堂にて開催されました。岡田支部長が先日の大雪により雪に慣れていない都会は生活網が断たれ大変でしたが足元の悪い中を良くお出掛け下さいましたとご挨拶。
 総会開会宣言ならびに会員状況の報告の後、議長選出に移り岡田伸浩支部長を推薦され、出席者全員一致で議長に選出されました。議長、岡田支部長より議事進行に付いて挨拶。第1号議案「25年度事業報告並びに収支決算報告の件」第2号議案「26年度事業計画案並びに収支予算案の件」が審議されました。
 田代正樹監事より、決算と予算案について適正、妥当である旨の監査報告があり、採決の結果、審議議案は拍手多数にて議決承認されました。続いて若林幹事長より今年度の支部創立50周年並びに学校茶道連絡協議会創立40周年の行事に坐忘斎家元のご出席を賜る予定です、皆様のご出席とご協力をお願い致します。青年部部長高島宗裕より活動報告がされました。
 引続き今年度、坐忘斎お家元様より永年の功労に対し「特別表彰」が池田宗石様、大久保宗冨様、清水宗康様、蒔苗宗芳様に授与され、この日お出掛け頂きました池田宗石様、蒔苗宗芳様に岡田支部長より表彰状と記念品が手渡され、滞りなく定期総会を終了致しました。






 事務手続き

場 所:かながわ平和祈念館
日 時:2月1日(土)

 2月1日(土)に26年度事務手続きを「かながわ平和祈念館」で行いました。淡交会会員の@会費の振替払込請求書と会費受領書の引き換えA会員種変更(例 正会員→終身正会員)B新入会員受付C再入会受付D他支部からの転入
E他支部へ転出、事務手続きを庶務係と会計係との連携で行いました。
企画委員会は春季茶会の茶券受け渡し、事業委員会は抹茶販売、許状委員会、共済委員会は申請書受付、総務委員会、学校茶道協議会、青年部は新入会員の受付を致しました。手続きを済ませた会員数は約560名ほどです。会議室に呈茶席を設けて色紙掛けに有馬頼底老師筆の「天馬行千里」の画賛を掛け萩の花入れに梅、藪椿を活けました。手続きを終えた会員の方々が「笑窪饅頭」で薄茶一服を楽しまれました。 
                            広報委員長 門間宗映






 横浜支部初茶会

場 所:三渓園鶴翔閣
日 時:平成26年1月26日(日)

 横浜支部新年恒例の初茶会が三渓園鶴翔閣で盛会の内に執り行われました。
昨夜の大雨に変わり青空の美しい暖かな朝となり三渓園の木々が光り輝やいていました。ご来賓の方々や多くの会員の皆様が参席いたしました。
 始めに田村副支部長よりご挨拶を頂きました。
濃茶席は桜庭宗宏業躰のご指導の下、午前2席、午後2席に分けて皆様をおもてなし致しました。
床は鵬雲斎大宗匠筆「蓬莱不老仙」の一行、花入は交趾、花は「寒牡丹」に古木を添えて良く映えていました。香合は鵬雲斎大宗匠手造 「亀香合」、釜は仙叟好 柏釜 、柏の葉は松に代わる常緑樹で新旧の葉がそろい古い葉から落ちていくお話でした。炉縁は十二支遊具蒔絵、棚は真台子、桜庭先生お手作りの輪飾り[小さな裏白の葉に杠葉と2枚のごまめを重ねて編んだ縄で結び]を真台子に飾り、皆具は唐子絵浅黄交趾、茶入は肩衝 銘「長袴」因久山焼、仕覆は亀甲地鳥紋緞子、 茶杓は坐忘斎家元作 銘「長熨斗」茶碗は淡々斎・清香院 さま合筆 「延寿」の字 重嶋台、円能斎手造りの「富士の絵」茶碗、 薄器は七宝彫茶壺、お茶銘は「慶知の昔」お菓子は「花びら餅」、最後に皆様と童謡「ふじの山」を大合唱した後に恒例の福引きが行われ、新春の和やかなお席を楽しみました。
 薄茶席は須長宗恵副幹事長が持たれ、本席床は淡々斎筆「丹頂寿緑毛」今日ご参加の皆様のご健康と幸せを祈念してこの軸を掛けました、花は「鶯かずらと曙椿」鶯かずらの花が1輪だけ咲き素敵でした。炉縁は焼き物で翠嵐作、棚 雪景の水指で名古屋の東雲焼、現在窯は絶えたそうです、因みに茶杓は坐忘斎家元作 銘「都る亀」(つるかめ)で 鶴では無いそうです。古いお道具と新しい物が良く調和したお席でした。
                            広報委員長 門間宗映






 平成26年度第1回役員会

場 所:ホテルニューグランド
日 時:平成26年1月16日(木)

 平成26年1月16日午後3時30分からホテルニューグランド本館2階レインボーボールルームにおいて一般社団法人茶道裏千家淡交会横浜支部役員会が開催されました。役員会には岡田伸浩支部長、勝治雄副支部長、田村啓一、副支部長、板野宗芳参与、田代正樹監事、若林宗茂幹事長、副幹事長の門間宗映、須長宗恵、古屋宗美、石井宗美、常任幹事13名、幹事20名、青年部2名、学校茶道2名、合計47名が出席しました。議長に岡田支部長を選出し「平成25年度行事報告」「25年度決算報告(案)」各審議について説明後、採決に移り出席者の賛成により採択されました。「平成26年度行事予定」に付いて若林幹事長、支部創立50周年記念行事の担当部署の報告、そして記念行事実行委員長に田村副支部長が選出され、役員会は終わりました。引き続き同会場にて恒例の新年会が和やかに行われました。 

                            広報委員長 門間宗映





 

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