平成27年秋季茶会

場 所:三溪園鶴翔閣・白雲邸
日 時:平成27年10月25日(日)

 青く澄み渡った秋天に恵まれましたが、紅葉にはまだ早い10月25日に、横浜支部恒例の秋季茶会が、本牧三溪園で開催されました。来賓の皆様、同門社中の皆様に多数ご参席いただき、深まりゆく秋の一日をゆっくりとお過ごしいただきました。
 白雲邸での濃茶席は池田宗昌先生のお席で、待合床には東庵筆の月下鷹之図、席中の緊張感を伝えながら、吉信製の金団「もみじ」をいただいて席入りとなりました。本席には、坐忘斎お家元筆の「独坐大雄峰」がかかり、悠々と天然に接しその懐でお茶を楽しむ心境を共にする趣向でした。唐物花篭に浜菊が活けられ、風炉は宗元造の黒土風炉、釜は沙佐造の筒、畳には大ぶりの枯れた伊賀の破れ袋の水指が置かれ、茶入れは瀬戸の肩付、茶碗は古萩熊川写といずれも秋の清澄を告げるものでした。
 鶴翔閣での薄茶席は、石井宗錦先生がお席持ち。今年八十の傘寿をお元気にお迎えになったそうで、床には宝珠籠に七種の名残りの花を活けられ、席中は寿ぎの気持ちをと、床の坐忘斎お家元筆の「松琴看鶴来」の軸をお示しになられました。琴と錦の響音をひそかに感じさせるものでした。松竹梅を配した、鵬雲斎大宗匠お好みの三和棚に、薄器は一瓢斉造の扇面蒔絵大棗、水指は高取耳付、風炉先屏風には桐が散らされてあり、茶杓は淡々斎削りの銘「梢の錦」が供されました。道安風炉に六瓢釜がかけられ、茶碗は吉左衛門の赤 銘「彩雲」、菓子は大船龍月製の薯蕷「万寿菊」とおめでたいお道具尽くしでした。
 第三席の鶴翔閣奥の間は、学茶席。今回は関東学院中学校高等学校・神奈川県立南陵高等学校にご担当いただきました。立礼席に御園棚の設えで、床には坐忘斎お家元筆の短冊「秋菊有佳色」がかけられ、高麗花入れに秋明菊・数珠珊瑚・赤葉千日紅と秋の花を。富士釜に祥豊造の葡萄棚紋様の染付水指が飾られ、薄器は高台寺大棗、萩の四方茶碗に、茶杓は坐忘斎家元作の「豊の秋」。お点前の生徒の緊張した面差しとお運びの生徒らのキビキビとした立居に日頃の精進がうかがえました。菓子は千草庵製の「秋山路」と、これも秋にちなんだ心入れでした。
こうして延べ約230余名の皆様のご参席を得て、滞りなく行く秋を楽しみました。
                            広報委員会 藤田宗憲


      
     池田宗昌先生(床の間)       池田宗昌先生(濃茶席)

    石井宗錦先生(薄茶席)          学校茶道 (立礼席)
                        関東学院中学校高等学校
                        神奈川県立南陵高等学校







 アジア開発銀行理事の一行をお茶席にお迎えして

場 所:三溪園鶴翔閣
日 時:平成27年9月17日(木)

 第50回アジア開発銀行年次総会を2017年に横浜で開催の決定にともない、横浜市を視察に訪れたアジア開発銀行理事の一行が9月17日に三溪園を訪れました。
此の度も横浜市から三溪園鶴翔閣でお茶会開催の依頼を受け、淡交会横浜支部がお茶席を担当、横浜支部幹事10名でおもてなしを致しました。
午後、小雨の中、予定時間を少し回ったころに三溪園を訪れたアジア開発銀行ご一行14名様と随行の方々や横浜市関係者をお茶席にお迎えしました。
お茶席に御園棚を据え、床に「秋山風月清」のお軸、虫籠花入れに「水引と秋海棠」「秋の野」のくす玉棗、「武蔵野」の茶碗や銘「千草」の茶杓の設えに、お客様から“綺麗”ですねとのご挨拶、銘「秋明菊」の金団とお抹茶に“とても美味しい”とお言葉を返して頂き、亭主も笑顔になりました。また、武蔵野の茶碗に大きな月を見つけられ、楽しそうにお客様同士お話をされておりました。時間の制約がありましたが皆様残される事もなく美味しそうに服されておりました。正客より“京都と横浜はどういう関係ですか。一寸の間ですが京都に居りましたが”のお尋ねを皮切りに、“お茶碗は何故回すのですか。お茶は何時ごろ日本に入って来ましたか。現在のお茶と昔のお茶は同じですか”などの質問を頂き、お答えしながらアッという間の一時でしたが、皆様に伝統文化「茶の湯の心」に触れて頂きました。
 鶴翔閣を後にする一行を幹事一同でお見送り。皆様笑顔でお帰りになられました。随行の方からは「お連れしてよかった」と謝辞頂き、緊張感から解放されました。
                            副幹事長 平泉 宗喜








 三溪園で楽しむ夏休み企画
 ~はじめての茶道①「抹茶の飲み方をおぼえよう!」~

場 所:三溪園(鶴翔閣)
日 時:平成27年8月15日(土)

 蝉の大合唱で賑やかな季節、三溪園主催の夏休みの恒例イベント「三溪園で楽しむ夏休み」“はじめての茶道①「抹茶の飲み方をおぼえよう!」” に淡交会横浜支部が協力し、淡交会横浜支部社会奉仕委員会が担当、青年部に協力をお願いして行われました。また、このワークショップの協力に当たっては、淡交会役員社中で茶道稽古中の小・中学生にも参加してもらい点前等を実践してもらいました。
 会場は平成12年に復元され、普段は一般公開されていない横浜市指定有形文化財「鶴翔閣」で、原三溪の自宅だったところです。
参加者は、親子連れや外国人の方も多く、140名を超えるお客様がお菓子の食べ方とお茶の飲み方、そして、茶席のしつらえには季節を感じさせるものが盛り込まれていることを学ばれました。
床の「白雲繞翠巒(はくうんすいらんをめぐる)」を前に「青々とした山々の間を白い雲がめぐっている。そんな雄大な景色の中で、今、皆さんはお茶を飲んでいるのですよ。」というお話や朝顔の干菓子を大事そうに、そして、美味しそうに頬張り、お茶碗の回し方にも悪戦苦闘。それでも、なお、お茶を全部飲み干して嬉しそうにお父さん、お母さんと笑顔を交わしているお子さんたちの姿が、なんとも印象的でした。
参加者の親子で茶道稽古に興味を寄せられた方には、裏千家主催の「初心者のための茶道教室」のパンフレットを手渡しするとともに、子供達の茶道稽古については学校茶道の取組など紹介し説明しました。
参加されたお客様と共に、私たちも和やかな雰囲気の中、楽しみながら日本文化を学び、伝えるいい機会となりました。
                     文・写真:高橋 宗康(広報委員会)










 大本山總持寺御両尊献茶式

場 所:曹洞宗大本山總持寺(鶴見区)
日 時:平成27年6月18日(木)

 平成27年6月18日午前10時より、鶴見の大本山總持寺の二祖、峨山韶硯禅師大遠忌法会に際し、太祖瑩山紹瑾禅師とともに御両尊献茶式が、裏千家坐忘斎お家元ご奉仕により、寺内の大祖堂にて執り行われました。横浜支部では紫雲臺松の間にて薄茶席を添釜致しました。また、同控の間では總持寺ご担当で濃茶席が、待鳳館では東京第一西支部ご担当で薄茶席が添えられ、梅雨空の緑を増した広大な庭園を眺めながら、同門社中の諸兄姉700余名が参席されました。献茶式のあと、坐忘斎お家元は、敬史様、万紀子様とご一緒に、濃茶席から三席を順に回られて同門社中ご一同と和やかに交流され、また水屋の横浜支部会員にもねぎらいのお声をかけられました。
                             文・写真:藤田宗憲









 姉妹都市提携50周年記念都市の市長等三溪園視察時にお茶会を開催

場 所:三溪園鶴翔閣・「記念館」
日 時:平成27年6月2日(火)15時~16時30分

 横浜市は、インドのムンバイ市、フィリピンのマニラ市、カナダのバンクバー市、ウクライナのオデッサ市の4都市は、昭和40年(1965年)に姉妹都市提携してから今年が50周年にあたります。50周年を迎えた友好都市の方が横浜市を訪問し、日本の伝統文化に触れる為、一行が国の指定名勝の三溪園を訪れ、日本庭園を散策、望塔亭呈茶席で伝統文化の一つ「茶道」を紹介いたしました。
茶道紹介は、横浜市の依頼を受け呈茶席担当の淡交会会員小澤宗順氏と淡交会横浜支部役員が担当しました。

 望塔亭呈茶席には、インド・ムンバイ市のスネハル・アンベッカー市長、ケルカール副市長、ビシュワスラオ シブセナ党団長、ダラーテ副行政長官、アンベッカー市長夫君。ウクライナ・オデッサ市のオレグ・ブリンダック市議会長官及び横浜市関係者の皆様。
  呈茶席は、歌花筒に「和敬清寂」の短冊と「京鹿子」の花を。御園棚に季節のお道具等の取合せで、一盌のお茶にて「おもてなし」をさせていただきました。
                               広報 小野沢宗江
                               写真提供 横浜市








 平成27年春季茶会

場 所:三溪園鶴翔閣・白雲邸
日 時:平成27年4月26日(日)

 若葉が萌え苑内の藤棚が咲き競う、4月26日に横浜支部恒例の春季茶会を、本牧三溪園で開催いたしました。来賓の皆様、多数の同門社中の皆様が参席され、快晴の一日をゆっくりと楽しまれました。
 白雲邸での濃茶席は染谷宗修氏のお席で、自然を愛しその中でお茶を楽しむ心境を語る趣向で、待合床には景文筆の青麦と雲雀の絵、本席では鵬雲斎大宗匠の「松樹千年翠」、昭和の終わりの思い出の軸がかかり、波地紋耳付に白根葵と白雲木が活けられ床を引き締めていました。釜は、淡々斎好みの独楽で、井伊直弼の茶を楽しむ心境に共鳴して用いたとのことでした。長板に大ぶりの山水の染付、自然の中で楽しむお茶を映し、茶杓は坐忘斎お家元の自作「多満笹」。参席の方のご多幸を祈り、菓子は大倉山青柳製の「水明」、春の清々しさでした。
 鶴翔閣での第二席の薄茶席は、鈴木宗寿氏。もしかしてこれで最後のお席持ちかもとおっしゃりながら、長年の愛蔵のお道具を惜しみなくお使いになられました。寄り付きは清香院様筆の「まことに也 逢が嶋に通うらむ 鶴に乗るてふ 人に問はばや」、本席は淡々斎筆の「瑞気満乾坤」の一行で答えられ、寄り付きの鐙草と床の唐銅の鶴首に八角蓮と、相似た花が入れられ、亡きお二人の心が呼び合う風情でした。淡々斎好みの大内棚に、高取の水差し、御所車の蒔絵薄器が飾られ金砂子の風炉先にわびて映えました。釜は透き木に富士釜がかけられ、茶碗は淡々斎叙勲記念の即全造、紫鳳凰絵。菓子は千草庵製の「行く春」。二人のお孫さんもお運びに出られて、終始暖かなお席でした。
 第三席の薄茶席は、渡里宗孝氏のお席で、淡々斎好みの御園棚にて立礼席の設えで臨まれ、床の坐忘斎お家元筆の扇面「鶴聲幾千里」で、今日の春の空にはばたく鶴の趣向とのお話でした。青磁に春爛漫の黄牡丹の花を入れられ、釜は浄中造の鶴首。水差しは、タイ・ベンジャロン窯のおしゃれな手桶、茶碗は長左衛門造の黒。菓子は大黒屋製の「一声」と、これも鶴にちなんだ華やいだお心入れでした。
こうして延べ約260余名の同門社中のご参席を得て、滞りなく行く春を楽しみました。
                      広報委員会(写真提供) 藤田宗憲


       
                      白雲邸 濃茶席(染谷宗修氏)
     
   鶴翔閣 薄茶席(鈴木宗寿氏)     鶴翔閣 立礼席(渡里宗孝氏)





 第46回関東地区大会 -大会式典・懇親会-

場 所:大会式典 鎌倉芸術館大ホール
    記念茶会 鶴岡八幡宮・巨福山建長寺
日 時:平成27年3月7日(土)・8日(日)

 第46回関東地区大会(関東第三地区、関東第二地区)3月7日・8日の両日、千宗室お家元夫妻をはじめご宗家の方々をお迎えして、鎌倉支部主管(上野孝支部長)で開催されました。
 第一日目3月7日の午前中は、鎌倉芸術館と隣接する鎌倉女子大学で正副支部長・幹事長会議、青年部のつどい、準教授・茶名拝受者ならびに新入会員のつどいがありました。
 午後二時からの式典には、神奈川県知事の黒岩祐治氏(関東第三地区顧問)、鎌倉市長の松尾 崇氏(鎌倉支部顧問)、衆議院議員の浅尾慶一郎氏(鎌倉支部顧問)、山本ともひろ氏、今日庵老分の原田収氏(近畿第二地区地区長)、淡交会理事の井田純一郎氏(東京第五西支部副支部長)、裏千家調査役の大谷宗裕氏はじめ多数のご来賓と、関東第三・関東第二地区内外より2,000名を超える同門社中が参加しました。


         


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 大会式典第一部「お茶湯の儀」では、お家元が大会の開催を利休大居士、歴代宗匠に奉告、ご遺徳を偲ばれるとともに、関東第二地区名誉地区長・前山梨支部支部長 髙野本男氏、前小田原支部副支部長 小林泰二氏、また2月26日にご逝去されました鎌倉市在住で鎌倉の茶道発展に寄与されました永井宗圭 前今日庵業躰長をはじめ物故会員の霊位に対して一碗が捧げられました。


         


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 第二部「式典」では、主催者を代表して大会会長の上野地区長がご挨拶されました。続いて、大会を記念して神奈川県のトラスト緑基金並びに鎌倉市の文化振興基金へ金一封が贈呈され、神奈川県と鎌倉市から感謝状が贈られました。その後、お家元がご挨拶され、地区並びに上野支部長をはじめとする主管・鎌倉支部に対し、感謝の意が表されました。
 来賓を代表して黒岩知事、松尾市長から祝辞を述べられ、最後に次期大会を主管する埼玉県支部の田中作次支部長より、2年後の大会の成功に向けた決意表明がありました。


         


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 第三部「表彰」では、千容子お家元夫人がご挨拶された後、お家元から功労者表彰として淡交フェロー、淡交会育成功労者表彰、淡交会青年部育成功労者表彰が授与されました。

◎横浜支部関係
淡交会育成功労者表彰  鈴木宗徹氏
         


続く「特別講演」で、お家元は「何事も一から作り上げるのは難しいことです。しかし、あるものだけに興ずるのではなく、そこに自分の色合いを付け加えて工夫することがその人を育ててゆくのです」と語りかけられました。


         


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【懇親会】
夕刻、会場を鎌倉プリンスホテルに移して懇親会が行われました。



●オープンニングセレモニー       ●岡田支部長(淡交会理事) 乾杯の発声


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二日目3月8日の記念茶会は、会員様より寄稿していただきましたので「会員便り」のページをご覧ください。

【このページに掲載されている写真は、淡交社から提供を受けております。】






 平成27年度定期総会

場 所:磯子公会堂
日 時:2月25日(水)

 淡交会横浜支部「平成27年度定期総会」が2月25日磯子公会堂にて開催されました。
 総会にあたり支部長の挨拶の後、会員状況の報告、議長選出に移り岡田伸浩支部長が推薦され、出席者全員一致で議長に選出されました。議長、岡田支部長より議事進行について挨拶。第一号議案「平成26年度事業報告並びに収支決算報告の件」、第2号議案「平成27年度事業計画並びに収支予算の件」が審議されました。また、議案について出席された会員からも貴重なご意見もいただきました。
 板野宗芳監事より、決算と予算について適正、妥当である旨の監査報告があり、採決の結果、審議議案は拍手多数にて議決承認されました。
続いて学校茶道連絡協議会の若林宗茂委員長(幹事長兼任)から会員数を、池田宗康青年部長から青年部入会のお願いと本年度の活動報告がされました。
 引き続き、今年度、坐忘斎お家元様より永年の功労者に対し「特別表彰」が、江田宗真様、清水宗爽様、永田宗里様に、岡田支部長より表彰状と記念品が手渡され、滞りなく定期総会を終了いたしました。
                           写 真   藤田 宗憲










 横浜支部平成27年度事務手続き

場 所:上大岡平和祈念館
日 時:2月7日(土)

 裏千家淡交会横浜支部では、平成27年の始まりにあたり、恒例の会員登録等の事務手続きを、2月7日(土曜日)に「上大岡平和祈念館」二階にてとり行いました。
事務手続きを改めてご案内しますと、支部会員の皆様においでいただき、
① 淡交会27年度会員会費の、郵便振替払込受領書(振替受付票)と研究会参加会
  員証(会費受領証)の引換え
② 会員種変更手続き(例、正会員から終身正会員)
③ 新入会員の受付
④ 再入会と他支部への転出入の受付
⑤ 許状申請書の受付
そのほか、春季茶会の茶券の受け渡しや抹茶の販売もあり、この会場で手続きができることなどから便利と喜ばれています。
会場の一階呈茶席では、手続きを終えられた二百数十名の会員の皆様方が、千草庵製の「えくぼ饅頭」で薄茶一碗を楽しまれました。
                            広報委員会 藤田宗憲










 アジア開発銀行(ADB) 視察時にお茶会を開催

場 所:三溪園鶴翔閣
日 時:2月3日(火)10時から11時

 2017年第50回アジア開発銀行年次総会の日本誘致を財務省が計画し、横浜市が国内候補地に選定されております。
此の度、2月3日に行われるADB本部の評価視察時に、国指定名勝の三溪園にお越しの皆様にお茶会開催の依頼を横浜市文化観光局より受け、横浜支部がお茶席を担当し茶道を紹介させて頂きました。 
三溪園鶴翔閣内茶席には、園内散策後のADB本部官房長官、官房上席担当官、同駐日代表事務所次席の3名と財務省関係者3名及び横浜市関係者2名の皆様が参席されました。
お茶席では、床に「和敬清寂」の1行に「三椏・侘助」を花入に、御園棚に季節のお道具等を取合せた立礼席にて、茶道文化や作法などを紹介しながら一服のお茶にて一時を楽しんでいただきました。
                              広報 飯塚 宗求










 初茶会

場 所:三渓園鶴翔閣
日 時:平成27年1月25日(日)

 横浜支部恒例の初茶会が、快晴のなか三溪園の鶴翔閣をお借りして新年を寿ぎ晴れやかに、また、和やかに執り行われました。
濃茶席の席入りのあと、田村副支部長が席中の皆様に年頭のご挨拶を申し上げ、若林幹事長が、新任の平泉、田久保両副幹事長をご紹介いたしました。
濃茶席は、今年で傘寿を迎えられる桜庭宗宏業躰が、例年通りのお元気なお姿で席主をされ、真台子に恒例の輪飾りを飾って、午前二席、午後二席の新春を支部一同と祝われました。
また、薄茶席は古屋宗美副幹事長を席主に、八席延べ約二百余名の同門社中のご参席を得て、滞りなく新春を祝いました。道具組は別途掲載の会記の通りですが、濃茶席では、恒例の福引が行われ、参席の支部会員にたくさんの福が届けられました。

                            広報委員会 藤田宗憲




     
       濃茶席                 薄茶席







 平成27年度 第1回役員会開催

場 所:ワークピア横浜 いちょうの間
日 時:平成27年1月15日(木)

 午後三時から「一般社団法人茶道裏千家淡交会横浜支部 平成27年度 第1回役員会」が開催されました。役員会には勝治雄副支部長、竹村光史副支部長、田村副支部長、田代正樹監事、関宗貴参与、鈴木宗徹参与、若林宗茂幹事長はじめ支部幹事三七名が出席致しました。
 竹村光史副支部長が議長に就き、田代正樹監事と関宗貴参与が議事録署名人に選出されての本会議は、若林宗茂幹事長からの「平成26年度行事報告」と平泉宗喜会計委員長による「平成26年度収支決算」の説明がありました。本件に関しての採決の結果、満場一致をもって決議され、第1回役員会を終了致しました。
 その後、ホテルニューグランドに会場を移し、恒例の新年会が和やかに行われました。
                            総務委員長 下村宗範
                            写   真 高橋宗康


         






 

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