横浜支部 秋季茶会

開催日:平成30年10月28日(日)
場 所:三渓園 白雲邸・鶴翔閣


 秋日和の10月28日、三渓園にて横浜支部秋季茶会が開催されました。同日、横浜マラソンの影響でお客様の来場に波があったものの茶席に影響はなく、無事に終了することができました。白雲邸で濃茶席を担当された安田宗由先生は、お母様が生前、いつか宗由先生と一緒に席を持つことを夢見て用意しておられた道具組で、お父様の故郷である山口県岩国の錦帯橋の古材で作られた長板もあり、家族を想うお母様の姿、そして、今回ご自身が席を担当するために求めた主茶碗が加わり、家族愛に満ちたお席となっていました。
  鶴翔閣 薄茶席担当の鈴木宗徹先生は、社中の三名の方が裏千家学園を卒業されたことを記念し、お披露目を兼ねた席とお話されました。ステンドグラスの風炉先を使って和洋のモダンな取り合わせで、お弟子さんの晴れの門出を祝すお席でした。学校茶道席は、県立新城高等学校、県立岸根高等学校、横浜富士見丘学園中等教育学校が担当しました。正客の前に大小の松毬が置かれ、清々しくもゆったりとした秋の風景を感じる取り合わせで、何より学生たちの真剣で誠実な細部にわたりきちんとした振る舞いにお客様は皆感心しておられました。
写真・文 髙橋 宗康

※ 各席の会記は、松籟102号(11月13日発行)に掲載しております。
  研究会会場で、「松籟」を配布しておりますことを申し添えます。


    
                           濃茶席


        薄茶席1               学校茶道席  
    



 横浜支部 春季茶会

開催日:平成30年4月22日(日)
場 所:三渓園 白雲邸・鶴翔閣


 4月22日、三溪園において春季茶会が行われました。この日はまさしく春の夏日。一斉に花開いた藤やツツジ、睡蓮が来園者を喜ばせていました。
 白雲亭の濃茶席は関宗貴先生が担当されました。茶会直前まで台湾での稽古や添釜等、変わらずお元気でご活躍の先生は、今年88歳とのこと。米寿のお祝いの席として品格と落ち着きのある設えに、お客様は一時酔しれておられました。
 鶴翔閣の薄茶席は赤尾宗寿先生と青年部が担当しました。
 赤尾先生は、冬の厳しい寒さを経てようやく訪れた「春の喜び」をお客様と共に分かち合いたいとの取り合わせで、坐亡斎家元御染筆の軸「和気兆豊年」と牡丹と獅子の天猫釜がお客様を陽春の世界へと誘っていました。若いお弟子さんも多く、春らしい華やかな雰囲気に満ちたお席でした。
 青年部席のテーマは「光」。今年は、明治維新150年。そして、来年、元号が変わることを踏まえ、現在、NHKで放映中の「西郷どん」をサブテーマに席を設えていました。人との繋がり、そして、互いに協力することで得られる大きな活力を青年部らしい取り合わせでお客様を楽しませていました。
写真・文 髙橋 宗康

※ 会記は、6月15日(金)・16日(土)に開催される研究会場で配布いたします 「松籟101号」をご高覧ください。



                           濃茶席

        薄茶席1               青年部席  
    



 横浜市来訪駐日女性大使、三溪園訪問時における茶道紹介

開催日:平成30年3月2日(金)
場 所:三溪園・三溪記念館 望塔亭呈茶席


 各国を代表する女性リーダーとして活躍する駐日女性大使14名が、横浜市を訪問しました。横浜を代表する日本庭園である三溪園を訪ねた一行は、早春の園内を散策され、百年の梅の香漂う梅林にて紅梅、臥竜梅を観梅。初音茶屋の風景や歴史的建物が建つ日本庭園の素晴らしさを堪能された後、三溪記念館望塔亭呈茶席を訪れました。呈茶席では、茶道紹介と体験は淡交会横浜支部がお手伝いをさせて頂きました。
 呈茶席は、御園棚にて短冊『渓梅一朶香』。花は『梅・福寿草』を、お菓子『落雁』は園内三重塔をモチーフに、早春の園内風情を皆様に薄茶一服召上って頂き、伝統文化『茶道』に触れて頂きました。
 その後の点前体験では、御園棚にて抹茶を自ら点て正客の席にお茶碗を運び、正客におすすめするお茶会体験をされました。
 三溪園を訪問した女性大使一行に横浜市の魅力をアピールするとともに、日本伝統文化茶道に触れていただき望塔亭を後にする一行のお見送りでは、お礼の言葉をいただきお茶会を終わりました。
写真・文 幹事長 若林宗茂





  
 
    



 平成30年 横浜支部初茶会

日 時:平成30年1月28日(日)
場 所:三溪園 鶴翔閣


 希望に溢れる新しい年を迎えました。恒例の横浜支部初茶会は、お家元より加藤宗雄業躰を三渓園鶴翔閣にお迎えし、数日前に降った雪がまだ残る中、晴れ着姿の参会者約240名と共に盛大に執り行われました。
 濃茶席にて、初めに田村啓一副支部長が支部役員を代表してご参会の皆様に年頭のご挨拶を申し上げ、その後、加藤宗雄業躰と共に一同新春を寿ぎました。加藤宗雄業躰は、この度、初めて横浜支部の初茶会を担当するにあたり「受け継ぎ次に伝える」ことの重さ、大切さ、そして、今のお気持ちを茶杓の銘「赤心」に込められたことをお話してくださいました。
 福引も例年通り大いに盛り上がり、厳粛な中にも和やかな初笑いでいっぱいのひと時となりました。
 薄茶席は田久保宗穂副幹事長が担当し、淡々斎と嘉代子夫人合筆の軸「慶寿」の通り、爽やかな新年を寿ぐ喜びに満ちた席でした。
 近年の横浜支部では珍しい男性色豊かな茶会を皆様心から楽しんでおられました。

                            文・写真 髙橋 宗康



     「濃茶席の床」              「濃茶席」
 
      
     「薄茶席の床」              「薄茶席」
 
    





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