研修旅行「宗家訪問と京の旅」に参加して

日 時  10月11日〜12日
場 所  京都 今日庵・他
10月11日、12日横浜支部の研修旅行、ご宗家訪問に初めて参加致しました。当日は、爽やかな天候の中、京都の瓢亭で、美味しい朝粥を戴いた後、南禅寺散策を致しました。午後ご宗家訪問、兜門を入り打ち水で清められた露地を踏みしめながら、静寂な佇まいに、胸が一杯になりました。寒雲亭の狩野探幽の襖や咄々斎の間の秀吉から贈られた銅鑼、どれも脈々と続く歴史を感じました。朝四時に梅の井から汲み上げたお水で、点てて下さった、お薄をいただきながら、おごそかな雰囲気を味わい感動の一時でした。
大徳寺では、聚光院のお墓を参拝し、大慈院戸田実山和尚の講和をお聞きしました。
二日目は、西本願寺に行き、特に国宝の飛雲閣は、庭園と調和した楼閣建築で、素晴らしかったです。午後高台寺の傘亭、時雨亭を拝観致しました。その後、橋村萬象氏の工房を訪ねました。代々受け継がれた有職の匠の技を見聞し、楽美術館をめぐり、充実した有意義な旅になりました。
最後に、この旅行の企画遂行して下さった事業委員の方々、一緒に参加した皆様に、感謝申し上げます。  

                                 公文由紀江

 






 おめでとうございます @

横浜支部参与の板野宗芳先生が「名誉師範」の称号を拝受されました。

名誉師範拝受に寄せて
 去る3月28日の利休忌に咄々斎に於いて御家元、大宗匠御臨席の下、直々に名誉師範の称号を拝受致しました。本当に身に余る光栄でございました。その時の緊張感と幸福感は今も忘れることができません。
 しかし未曾有の大災害の後でもあり申し訳ないような複雑な気持ちで迎えた利休忌でもありました。けれど御家元からは、規則は守りつつ融通無碍なお茶を、そして大宗匠からは、これを機に初心に戻り更なる精進をとのありがたいお言葉を頂き自分の辿るべき道を再確認することができ心が軽くなりました。
 亡き母がお茶を教えておりましたので趣味のように始めたお茶でしたが、故長谷川宗修先生また只今は鈴木宗幹先生という素晴らしい師匠にご縁を頂き、さらに先輩の先生方、役員の方々の暖かいご支援の御蔭でなんとかここまでやって参りました。恵まれた環境に心より感謝しております。
 年齢を重ねましても毎日張り合いのある生活を送れますのもお茶の御蔭です。一生勉強しても尽くせない奥の深いお茶は知れば知るほど楽しいものであります。これからも初心を忘れず一歩づつ高い山を登っていく所存です。
                               板野 宗芳

 





 おめでとうございます A

平成23年度淡交会継続会員表彰
 坐忘斎お家元様より23年度淡交会継続会員表彰が1月1日行われ、横浜支部からは47名の方が表彰されました。
 6月29日研究会会場で表彰式が行われ、表彰者を代表し堀米宗苑様に岡田支部長に代わり鈴木幹事長より表彰状及び記念品が手渡されました。


表彰拝受に寄せて
 この度は思いがけず淡交会優良会員として皆様の代表でお家元様より記念品を添えて表彰状を拝受いたしました。
思えば50年近くになりました淡交会員ですが、今でも研究会に出席致しますと緊張とご指導頂けます業躰先生の教えを大事にしてお勉強しております。
此れからも続けられる限り学んで行きたいと願っております。本当に有難うございました。
                               堀米 宗苑


 



 


 裏千家青年研修会に参加して

 3月4日より6日まで第四十四回裏千家青年研修会に参加させて頂きました。
当日の朝、外を見たら雪景色で兜門には雪が積もり素晴らしい景色でした。
開会式終了後には、お家元様と受講生一人ひとり挨拶をさせていただき、緊張致しました。
 前日より寒さが厳しく少し咳などしている方がいたのですが、すぐにお家元様が私共の体調を気遣ってホカロンと薬を用意して下さり感激致しました。
毎朝御祖堂に参拝し朝礼してから研修と、とても心が引き締まる思いでした。
業躰先生には着物の着付けからお茶の飲み方、点前の細かいところを暖かく又厳しく丁寧に御指導をいただき良い勉強をさせて頂きました。
 全国から集まった方々でしたがすぐに友達になれ、茶道を勉強している共通の事からこそだと思いました。閉会式の時には感動と感激で涙してしまいました。
お陰さまで充実した3日間でした。
 最後になりましたが研修会に推薦をいただきました新山宗代先生、港都青年部八幡部長様、本当に有難うございました。

                         港都青年部  大枝 誠美



 





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