秋の研修旅行  ~嵯峨天龍寺御献茶式に参加して~

場所:臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺(京都市左京区嵯峨天龍寺)
日時:平成27年10月29日(木)~30日(金)



 秋晴れが続く十月末、京都研修旅行に参加して参りました。
 初日は、色付き始めた木々を眺めながらトロッコ電車に乗り、保津川下りを楽しんだ後に嵐山温泉に一泊。
 翌日、嵯峨天龍寺大方丈で執り行われた開山夢窓国師毎歳忌のお献茶式へ参列いたしました。今回は、坐忘斎お家元よりお許しをいただいたご招待という特別な機会でしたので、献茶式ではとても良いお席から奉仕(お点前)なさるお家元の御姿を間近で拝見することができました。続く今日庵担当の本席(祥雲閣)でも一席目に御案内いただき、お家元より直に設えについてご説明を伺うという貴重な体験をさせていただき、たいへん感激いたしました。淡交会京都南支部(友雲庵)、京都北支部(多宝殿)の副席もそれぞれに趣きがあり、印象に残る素晴らしい御席でした。
 初めての研修旅行でしたので、最初は不安を抱えながらの参加でしたが、諸先生方や同門の皆さまから優しく声をかけていただき、徐々に緊張もほぐれ楽しく実り多い二日間となりました。研修旅行でしかできない貴重な経験をさせていただき、有難うございました。                       花原昌子(宗昌)








 第18期「初心者のための茶道教室」からの寄稿

場 所:ホテル横浜キャメロットジャパン教室(横浜市西区北幸)
日 時:平成26年10月~平成27年3月(木曜日開催)


第18期「初心者のための茶道教室」ホテル横浜キャメロットジャパン教室にて、
「初心者のための茶道教室」担当講師、受講者より寄稿いただきました。



-「初心者のための茶道教室」の講師を担当して-

 まだ暑さが残る10月に始まり、年の瀬・お正月・酷寒の2月、そして新芽が動き始める3月までの半年間、「初心者のための茶道教室」の講師を委嘱されました。
 最初は、20回務めることが出来るかと大変に不安を感じておりましたが、教室の皆さんのキラキラ輝く瞳に接し、私の方が引き込まれてゆくような様態でした。20回の間にお茶の楽しさを、身を持って感じ、そして受講者の方々が興味を持って下さるための一歩になれば幸いという思いで、私の持てる力をお伝え出来ますようにと、頑張って参りました。幸いにも一度も欠席することなく務め上げ、私にとっても貴重な経験となり幸せなことでした。ただ、市井の主婦である私が、午前・午後・夜間の三回教室を担うことは、夫の理解がなければ困難なことでありました。
 今はただ、受講者の若い方々が成長されることを願うと共に、無事に務めることが出来ましてホッとしております。
                               記:渡邊 精子







 第18期「初心者のための茶道教室」からの寄稿

場 所:ホテル横浜キャメロットジャパン教室(横浜市西区北幸)
日 時:平成26年10月~平成27年3月(木曜日開催)


第18期「初心者のための茶道教室」ホテル横浜キャメロットジャパン教室にて、
「初心者のための茶道教室」担当講師、受講者より寄稿いただきました。



-「初心者のための茶道教室」の講師を担当して-

 まだ暑さが残る10月に始まり、年の瀬・お正月・酷寒の2月、そして新芽が動き始める3月までの半年間、「初心者のための茶道教室」の講師を委嘱されました。
 最初は、20回務めることが出来るかと大変に不安を感じておりましたが、教室の皆さんのキラキラ輝く瞳に接し、私の方が引き込まれてゆくような様態でした。20回の間にお茶の楽しさを、身を持って感じ、そして受講者の方々が興味を持って下さるための一歩になれば幸いという思いで、私の持てる力をお伝え出来ますようにと、頑張って参りました。幸いにも一度も欠席することなく務め上げ、私にとっても貴重な経験となり幸せなことでした。ただ、市井の主婦である私が、午前・午後・夜間の三回教室を担うことは、夫の理解がなければ困難なことでありました。
 今はただ、受講者の若い方々が成長されることを願うと共に、無事に務めることが出来ましてホッとしております。
                               記:渡邊 精子



          




-「初心者のための茶道教室」を受講して-

 初めに、生徒を代表しまして、ご指導いただきました平泉先生と渡邊先生に御礼申し上げます。
 無事に許状をいただくことができ、大変感謝しております。
 初日のことは、今もはっきりと覚えております。和室に入る前に白い靴下をはき、それが「いつもと違う」と感じた最初の瞬間でした。気持ちが引き締まったことを覚えています。
 いざお稽古が始まりますと時間は瞬く間に過ぎ、仕事の疲れや悩みも全て忘れて、目の前のお点前に自然と集中いたしました。一碗のお茶を点てるその所作の一つ一つに、日々の中で忘れてしまいがちな丁寧さや美しさに気づくことができました。このようなかたちで自然に集中することは、他のどのような時間でも味わえないものだと実感しております。気軽に始めたお稽古でしたが、良い出会い、良い時間を得られ、今後もこれを大切にしていきたいと思います。
                               記:鳥海 香織



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<参考>
「初心者のための茶道教室」は、裏千家今日庵が主催する茶道教室です。
茶道教室は、カジュアルに、自由に楽しみながら日常生活の作法を六ヵ月間
20回のお稽古の中で学べます。
平成26年10月開講第18期で、横浜教室の受講修了者は321名です。
 PC及びスマホでの検索要領は、下記のとおりです。
 
「裏千家ホームページ」
       ↓
 画面 左側 「習ってみたい(稽古場案内)」
 ↓
「ホテルで学ぶ(初心者のための茶道教室)」








 「茶花研修会」

場 所:富士山麓
日 時:平成27年6月21日(日)


 年に一度、NPO法人茶の湯文化研究所青山会主催で清昌堂やましたが協力している「茶花研修会」に、横浜支部で参加させていただきました。場所は入山許可を得た陸上自衛隊北富士演習所内で、講師の方々のお話を聞きながら、姫女苑(ヒメジオン)、河原松葉、馬の足形、舟腹草、苦参(クララ)等、確認できただけでも15種類以上の野草を採取することができました。その後、富士ゴルフコース内のレストランにて昼食と呈茶をいただき、御殿場にある山野草販売店「野の花」に寄って帰路につきました。
降ったり止んだりの生憎の雨ではありましたが、実際に野草を切って持ち帰ることを考えるとかえって恵まれたお天気だったのかもしれません。自生する野草は、厳しい環境の中でも葉、花共に色艶がよく、どれもたくましくて、まさに野生の力強さを直にこの手で触れて感じる貴重な体験となりました。
現在、持ち帰った枝から小さな根が顔を出しているものもありますので、いつか皆様にお披露目できるまでに成長してくれればと毎日願いながら眺めています。
                            寄稿・写真 高橋宗康



          








 身延山久遠寺献茶式に参加して

場 所:身延山久遠寺
日 時:5月20日(水)


 5月20日新緑の身延山久遠寺で鵬雲斎大宗匠ご奉仕の献茶式に参列させていただきました。本堂にて開始を待っていますと、「ドン、ドン、ドン、ドン、ドン」と大きな太鼓の音が響いてきました。遠くから読経の声とともに久遠寺の僧侶の方々と大宗匠の行列が近づいてこられます。行列は雅楽の音とともにご入場され、会場はとても厳かな雰囲気につつまれました。僧侶の方々の開経偈を合図とするように、大宗匠は点前座につかれ静かにそして厳かに点前をされ、ご本尊に2服を献上して献茶式は無事終了しました。何かとても神聖なものにふれ、この経験を大切にしたい気持ちが湧いてきたのを覚えています。
 お茶席で印象に残りましたのは、お濃茶席の「お菓子」と立礼席のお軸です。銘の「散華」というのは「蓮の花びら」のことで、仏教の行事に使われるのだそうです。「蓮の花は泥の中に咲きます。人生も汚れの多い世の中で精一杯生きることで花をさかせる」という教えもあるそうです。立礼席でのお軸「心平時世界平」も併せ、一層の精進もさることながら、何か「心」を大切にしなさい・・・と教えをいただいたような有り難い経験でした。このような行事に参加することができましたこと、そして一緒に行動してくださった支部の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
                              寄稿:須藤ふみ代



              【写真提供 淡交社】

   








 旧伊藤博文別邸に於いての呈茶

場 所:旧伊藤博文別邸(金沢区・野島公園内)
日 時:4月26日(日)


 4月26日(日)に淡交会横浜支部春季茶会が開催されている同じ日、横浜市指定有形文化財の旧伊藤博文別邸の牡丹園に於いて「横浜市緑の協会」の依頼を受けてお呈茶を致しました。
 「金沢区の花」であります牡丹の花が爽やかな海風にゆらぎ、青空と松林(明治期の松を取り込んだ貴重な風景)が美しく、お天気にも恵まれ100余名の方々に抹茶と笑窪万頭をお出ししました。
また、午前中に伊藤博文公の末裔に当たる方が東京からお見えになり、一服のお茶を楽しまれた後に牡丹園を散策してお帰りになりました。
 旧伊藤博文金沢別邸は、初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文公により明治31年に建てられた、茅葺奇棟屋根の田舎風海浜別荘建築です。明治期に金沢区近辺は東京近郊の海浜別荘地として注目され、当時の別荘地の数少ない貴重な建築遺構です。明治憲法の草案づくりゆかりの地、「金沢」の地を好まれた博文公の思いがうかがえました。
                            寄稿・写真 門間宗映










 ボランティア活動 「こども茶道教室」の紹介

場 所:横浜市瀬谷地区センター


わたくしたちは2008年の夏に、地域の小学生を対象とした「子供茶道教室」を横浜市瀬谷地区センターで開講致しました。
茶道を通して“素晴らしい日本の伝統文化や美しい所作を伝えたい”という思いで始めたのですが、生徒の中には箸が正しく持てない子供や初めて和室に入るという子供もいて、お茶のお稽古の前に箸の使い方や和室での作法(畳の縁や敷居は踏まないなど)から教えることになりました。
 普段、正座をする機会のない子供たちばかりでしたので、15分ごとに立って姿勢を変えられるようにプログラムを考えたり、掛け軸やお花・お菓子の話など様々な側面からの導入を心掛けました。特に写真パネルや実物を用いた講座は子供たちの心を捉えたようです。
 子供たちの好奇心と吸収力は目を見張るものがあり、私たち講師の期待を超えるほどの成果を見せてくれました。月一回の日曜日のお稽古でも一年経つとほとんどの子供が正しく美しく箸が使え、30~40分落ち着いて座っていられるようになりました。全員が盆略点前を習得し、美味しいお茶が点てられるようにもなりました。また、数年おきに地域の方々との交流会でお茶席も持っています。そして7年経った現在も変わらず続いており、小学生だった子供たちも中高生になりました。塾や部活動等の忙しい中でも上手に時間をやりくりし、7年間一度も休まずお稽古に励んでいる子供もいます。
 彼女たちは濃茶点前や花月にも取り組み、日々成長しています。私たちはそんな子供たちから元気と喜びをもらい、これからもこの教室を続けていきたいと思っています。
                            寄稿・写真:斎藤宗康












三溪園呈茶で

場 所:三溪園 三溪記念館・望塔亭
日 時:平成27年4月10日(金)

 花曇りの4月10日、三渓園呈茶席担当で三溪記念館の望塔亭に行きました。
正門の前で、賑やかな一団の横を通り過ぎ、どこかで見た事のある人と思いながら三溪記念館の中に入り、呈茶席の準備を済ませお点前をしているところに、先程の人達が入って来られ、テレビ番組のため撮影させて欲しいと言われました。
お話を伺うと、テレビ東京の撮影の方達で、ゲームをしながら建築物を紹介する番組で三溪園にこられたとの事。
ゲスト出演の清水宏保さん、中村昌也さん、原史奈さんに、お茶を一服差し上げました。皆さん、「お抹茶は初めて」と言われ、茶筅でお茶を点てる光景には、とても興味深そうでした。飲み方を説明してから、召し上がって頂きました。
懐かしのガチャガチャを使ってのゲームでガチャガチャを回して、次の撮影場所に移動されました。 
突然のことで、また初めての経験でとても良い一日でした。
                               寄稿:鈴木宗延







第46回関東地区大会記念茶会に参加して

場 所:鎌倉八幡宮、巨福山建長寺
日 時:平成27年3月8日(日)9時~15時30分

 3月8日(日曜日)関東地区大会記念茶会に参加いたしました。
鎌倉八幡宮、建長寺という鎌倉を代表する場所で、鎌倉由縁の御心づくしのお道具で、御点前を頂戴いたしました。八幡宮の早咲きの牡丹が小雨の中迎えてくれる中、お濃茶席のお床には頼朝公直筆の消息という貴重な宝物を拝見し、また、炉縁には八幡宮大銀杏古材が使われ一期一会の出会いに感謝いたしました。
建長寺の応真閣で、鎌倉青年部のお薄席のお振舞いでは、床に坐忘斎御家元筆「瑞氣新」。本勝手には鎌倉の海を、逆勝手には山を題材にお道具が取り揃えられ、同時にお点前が行われるという趣向でした。薄茶無双は、青年部が茶摘みから作業したお茶で、とても美味しく頂戴いたしました。また菓子器も青年部手作りとあって、この日のための鎌倉青年部の方々のおもてなしに心が温まりました。
 建長寺得月楼では、学校茶道の立礼席のお振舞いがあり、幼稚園児をはじめとしたかわいらしくも丁寧なお点前に、感嘆いたしました。
 私は淡交会に入会して日も浅く勉強も足りない身ですが、さらに精進を重ねて茶道の心を学んでいきたいと思い起こさせて頂いたお茶会でした。
                              寄稿:竹澤ひとみ



      【濃茶席】         【薄茶席 青年部席 建長寺応真閣】

                           【写真提供 淡交社


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 今回は古都鎌倉。それも八幡宮と建長寺で行われるということで希望者の多い中、幸運にも参加のチャンスを得させて頂きました。
会場では寒くて時折小雨の降る中、係の皆様が笑顔で心のこもったご案内をして下さり、まず感動しました。
 建長寺の青年部の薄茶席は、青年部手摘みの抹茶を始め、お道具も手作りが多く、新鮮で工夫されていると感じられました。
 学校茶道の立礼席では、園児の皆さんの可愛らしいお点前に思わず笑顔がこぼれました。また、男子高校生の堂々としたお点前には、これからを背負って立つ頼もしさが感じられました。
 八幡宮の濃茶席では、源頼朝公自筆の書を拝見する機会に恵まれました。また、大銀杏の古材で作られた炉縁の白さは、書の重厚さとは対照的で、どちらも鎌倉を象徴した歴史を感じるお席でした。
 新入会員の私にとっては、新鮮で刺激的な体験で、これからまた一生懸命お稽古をしていきたいと思いを新たにした一日でした。
                               寄稿:唐木祐子


         
         【立礼席 学校茶道席 建長寺得月楼】

                            【写真提供 淡交社






旧一条恵観山荘にて開催の体験型美術館「古田織部の茶の湯展」に参加して

場 所:鎌倉 旧一条恵観山荘
日 時:平成27年2月28日(土)10時~12時

 2月28日、昨夜の雨に一段と美しく、日に輝く苔庭。すっかり春めいた山里の雰囲気の鎌倉旧一条恵観山荘を会場に、一般財団法人茶道宗流不審庵主催にて開催の体験型美術館「古田織部の茶の湯展」に参加してまいりました。
 旧一条恵観山荘は、後水尾天皇の弟君で摂政関白を歴任した一条恵観が江戸初期に京都西加茂に建てた離宮の一つで、寛永宮廷サロンと呼ばれるその活動の舞台となった。昭和期に鎌倉の地に移築され、その後昭和39年に国の重要文化財に指定されています。
 今回の体験型美術館『古田織部の茶の湯展』のテーマは、没後400年となる古田織部の『へうげもの』の世界の茶道具・名品を展示。その名品を手に取り、触れ、じっくり鑑賞ができる、東京国立博物館名誉館員の矢部良明先生監修の企画展で、矢部先生を始めスタッフの方が展示品の解説や質問への対応をして下さいました。
 体験型美術館は、テーマ毎に構成され織部好みや関連の茶道具類が展示されており
[第1部]恵観山荘長四畳の間。床に、中峰明本筆・墨蹟「法語」に朝鮮唐津耳付き花入を掛け、点前座に織部好みの霰地紋肩付釜、備前耳付南蛮頭巾水指、唐津三島茶碗、丹波肩付茶入、古田織部作茶杓など茶道具が展示されました。
[第2部]織部が演出した濃茶の茶道具では、天明筋釜、茶碗は瀬戸黒、薩摩焼朝鮮唐津、高麗茶碗銘「雲龍」、茶入は唐物丸壷銘「釣舟」と織部茶入、水指は伊賀焼重餅水指、織部作茶杓、絵織部香合、織部焼蓋置などが展示されました。
[第3部]織部が演出した薄茶の茶道具では、茶碗は黒織部沓形、高取焼州浜茶碗、編笠茶碗、矢筈口水指、明時代螺鈿分銅香合などが展示されました。
[第4部]織部が演出した懐石の茶道具では、織部寄せ向付、景徳鎮窯古染付半開扇向付、唐津焼三島鉢、明時代呉須赤絵徳利、椿手酒杯(織部盃)他が展示されておりました。
[第5部]織部好みに設えた茶席薄茶の振舞いでは、床に春屋宗園筆の墨蹟・偈、絵織部耳付花入に春蘭と侘助添え、貝合せ江の嶋最中にて矢部先生お持出しのお茶碗にて薄茶を頂きました。
 今回の体験型美術館では、展示された数々の茶道具類を直接手に取り触れて時代を感じながらの鑑賞、また、説明に質問等が直接に出来るなど、時を忘れて貴重な茶道具の鑑賞体験ができました。
 次回開催予定の「織部の茶の湯を追想する茶事」を楽しみに旧一条恵観山荘を後にしました。
                              寄稿:若林 宗茂



       【写真提供 一般財団法人 茶道宗流不審庵提供







三溪園写真展「高円宮妃殿下写真展~鳥たちの煌き~」
オープニングセレモニーにてお呈茶

場 所:三溪園呈茶処「望塔亭」
日 時:平成27年2月11日(祝)9時30分から10時

 「高円宮妃殿下写真展~鳥たちの煌き~」が2月11日から三溪園白雲邸にて開催
され、妃殿下をお迎えしオープニングセレモニーが行われました。写真展は、妃殿下が国内外で撮りためた野鳥の写真50点が展示され19日まで開かれました。
妃殿下は、イギリスに本部を置く国際環境NGOの野鳥保護団体「バードライフ インターナショナル」の名誉総裁を務めるなど、自然環境保全にお力を注いでおられます。
 お呈茶は、横浜市から依頼を受け、オープニングセレモニーにご招待の皆様を三溪園呈茶処「望塔亭」控室にお迎えし行われ、淡交会横浜支部が担当をさせて頂きました
 呈茶席には、横浜市長をはじめ市内財界関係者、在京各国大使館関係者及び報道関係者の皆様がお越しになり、セレモニー前の短い時間でしたが和やかに歓談、そして呈茶席でのお点前と一服の抹茶でのおもてなしに、心なごませセレモニーに向かわれましたお呈茶席では、三溪園呈茶処「望塔亭」を当日担当の横浜学校茶道連絡協議会の会員6名が支部役員の皆様と協力し一緒に呈茶をさせて頂き、一生けん命おいしいお茶をさし上げようと心こめて水屋を務めました。おかげさまで良い経験ができました。
                   寄稿:横浜学校茶道連絡協議会 松戸 宗衣



              【写真提供 横浜市】


                        【写真提供 横浜市】






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