場 所:かながわ平和祈念館
日 時:7月27日(日)
学 校:薄茶席 私立関東学院中・高等学校
立礼席 市立南高等学校
薄茶席 県立鶴見高等学校
夏休みに入った一日、暑い中にもかかわらず多数のお客様をお迎えし、学生、生徒の参加により今年も研修茶会が行われました。
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「おいしい。」お客様からのこの一言が、私に大きな自信をつけさせてくれた。400名もの大勢の方をお客に迎え、お点前をするという初めてのことに、私は不安でたまらなかったが、先生方や先輩、後輩、そして友達の協力で成功することができた。このお茶会で、私は大きく成長したと思う。
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今回のお茶会は当然いつものお稽古と全く違ったので、当日私達は緊張と不安でいっぱいだった。だが実際にお茶を点てている時は、それほど緊張を感じなかったように思える。お茶席の雰囲気が緊張を取り除いてくれたようだった。今考えると、この雰囲気こそが茶道の魅力の一つなのだろう。今回の反省点は多々あるがこの貴重な体験をこれからの私達の茶道の中に生かしていこうと思う。
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私はこのお茶会で初めて、学校外でお点前をしました。茶室へ入ると、一瞬にして緊張感が高まりました。それでも、お点前を始めると、とても心が和みました。お点前を終えると、すばらしい達成感が身体の隅々まで伝わり、心から感謝の気持ちが溢れました。私は茶道を習い始めた時から、作法の心地良い緊張感に癒されていました。
この日本の美しい伝統に、もっと目を向けてもらえるように、私自身、ずっと茶道を続けたいです。
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