関東第三茶道連絡協議会主催 第40回記念夏期研修会

開催日:平成30年7月27日
場 所:はまぎん ホール・ヴィアンマーレ(横浜市西区みなとみらい三丁目)


 7月27日 関東第三茶道連絡協議会主催の第40回記念夏期研修会が千 敬史様ご臨席のもと横浜みなとみらい「はまぎんホール・ヴィアマーレ」で開催され、第三地区内の学校茶道指導者、学生並びに関係の皆様など500名余が参加されました。
 夏期研修会は昭和52年の発足当初より様々な講師をお迎えし、茶道の「道・学・実」を学び学校茶道指導として現場での体験、悩み、提案等を話し合う会員のシンポジウムとして毎回多くの会員が参加し行なわれており、今年は第40回目の節目の会として開催されました。
 記念式典では上野 孝第三学校茶道連絡協議会会長から歓迎の挨拶、続いて千敬史様が祝辞を述べられました。式典では、関東第三茶道連絡協議会発足当初より会の運営に従事して頂いた、弓削田宗綾先生(横浜学茶)と木村宗令先生(鎌倉支部)が上野 孝関東第三学校茶道連絡協議会会長から功労者表彰されました。
 講演会では長谷川義翁淡交会総本部事務局長より学校茶道の現状等について報告、続いて、千 敬史様と学生との「一問一答」式の座談会が行われ、横浜の印象や幼少期の思い出などの学生からの質問に敬史様は丁寧にお答えされ、これからの世代の息吹を感じられた爽やかなひと時でした。
 その後、横浜ロイヤルパークホテルに会場を移し千 敬史様を囲んでの懇親会では、神奈川フィルハーモニー管弦楽による四重奏で耳を、美味しいお料理を楽しみ、参加の皆様は懇親のひと時を過ごされました。
横浜学校茶道連絡協議会  委員長 若林宗茂






<写真:淡交社提供>

         



 第39回夏季研修茶会に参加して

開催日:平成30年8月11日(土・祝)
会 場:磯子公会堂

 
関東学院中学高等学校 感想文


初めのお茶会に参加して ―裏方の大切さ―     
1年 谷 凪彩

 初めてお茶会に参加し、今回私は水屋準備をする係でした。
皆で協力して準備をしたり、お運びをしたり、お茶を点てたりしている中でお抹茶がこぼれてしまったり、お客様にお出ししたお菓子の数が合わなかったりとトラブルが起こりました。
しかし、先生方のアドバイスもあり、丁寧に対応することが出来たと思います。そうした中で私はおもてなしをするのは、お客様の前でお点前をする人だけではなく裏方で準備をしている人も、直接的ではないものの、おもてなしをしているのだと実感しました。皆で一丸となってお客様を迎えること、それこそが茶道の醍醐味であり世界に、認められている、日本のおもてなしの心であると感じました。


2年 竹田 暁美
 8月11日に磯子公会堂で、茶道部のお茶会がありました。私は、このお茶会で大きく学んだことがあります。それは、お茶会のテーマであった「感謝」です。茶道では、お茶を点てる人「亭主」とそれをサポートする「半東」という役割があります。私はどちらも行いましたが、亭主がお茶を点てている間、半東はお茶碗の準備やお客様へのお運びなど、様々にサポートをします。私は自分がこのようなお茶会の場でお茶を点てることで、改めて仲間のサポートの大切さに気付きました。これからの学生生活のなかでも感謝を大切に過ごしていきたいと思います。

「感 謝」                    
3年 岩室 百音
 私は今回、初めて学校茶道のお茶会にお点前をする人として参加しました。
お茶会当日は、普段のお稽古や前日準備とは違う空気が皆の間に流れていました。また、私自身もいつもと違う環境に、楽しみな気持ちを持ちながらも、とても緊張していました。
   しかし、本番を迎え、来てくださったお客様の顔を見た途端、落ち着いてお点前をしたり、「感謝」の気持ちを込めて始まりの挨拶をすることができました。
 今回、私たちは「感謝」という言葉をテーマにしていました。当日来て下さったお客様だけでなく、いつもお稽古を見て下さる先生方や、一緒に茶道部を盛り上げてくれる部員の皆にも「感謝」の気持ちを伝えたくなるようなお茶会になったとおもいます。

「茶道研修会から学んだこと」           
中3 染川 真帆
 暑くて夏の日差しが強い8月11日、磯子公会堂でありました。
関東学院は、薄茶席を担当するので先生にご指導いただき、先輩方としっかりお稽古してきました。先輩方は教わったことがしっかりできていて、きれいに伸びた背筋と美しい指先でお茶を点てていました。見とれてしまう美しいお点前でした。私も少しでも先輩達に近づきたいと思い、足の運びうまく行えるよう心掛けました。大勢のお客様から「関東学院の茶道部は素晴らしいわね」とお褒めの言葉を戴き、とてもうれしく誇らしい気持ちになりました。この研修会のため、先生方は暑い中でも着物を着て茶道という文化を私たちに教えて下さいました。茶道は日本が誇る美しい文化だと改めて感じました。

〇横浜市立奈良の丘小学校児童感想文           
五年 遠藤 真央
 私は8月11日、第39回夏期研修茶会にさんかしました。磯子の会場につくと着物を着た先生方や高校生がたくさんいて小学生が私一人で心細かったです。そのあと、私もゆかたにきがえて、おびをしめてもらうと、しゃっきとしました。
 当日、私は、佐藤先生とせりざわ先生、わくい先生に教わりながら、高校生の茶道部の みなさんといっしょに、立礼席の会場で、おはこびをしました。お茶会がはじまり、お茶わんをはこぶ時にすこし手がふるえているのがわかりました。そのあと何度かやっていると、少しずつなれてきて、楽しくなってきました。お客様は、上にかわいいピンクの金魚がのったすずしげなようかんとお茶をよろこんでくださっていると思いました。
 今回のお茶会でおしえてもらった、お茶の運び方やおかしのだしかたをクラブで生かしたいです。
 


  





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