よつば苑お呈茶

場 所:保土ヶ谷区 狩場町
日 時:11月5日

毎年恒例のよつば苑のお呈茶。前回会った方々は元気かしら、準備した道具から秋を感じてもらえるかしらと、いろんなことを考えながら訪問しました。楽しい会話、不自由な身体への気配りと、1対1でお茶を差し上げるのは、思ったより大変です。でも、部員みんなが自分の祖父母に対するようにと毎年回数を重ね、和やかな時間が持てるようになった気がします。ただ、施設のみなさんは、うまく自分の喜びや感謝の思いを表すことができないとのこと。たったひとつのことばや動作の中にも、相手の心を感じ取ることができるようになれたらと、改めて思いました。また来年も楽しみにしています。

 夏の茶会

場 所:瀬谷 フォーラム南大田
日 時:8月27日

 リレー茶会を一週間後に控え、慌ただしい準備となった夏の茶会。
 「気軽にお茶を楽しもう」をコンセプトに、会議室を利用して、茶箱席・点心・盆略席の順にお客様をご案内いたしました。
 茶箱席の壁には緑と黄緑の布をかけて竹林をイメージ。かぐや姫が5人の公達に持ってくるように命じた、5つの宝物の「龍の首の玉」「火鼠の皮衣」「蓬莱の玉の枝」「燕の子安貝」「御仏の石鉢」をそれぞれ「竜の絵の茶碗」や「鼠の香合」などで見立てて飾り付け、竹取物語の雰囲気を出してみました。
 点心は、前日に会場の調理室を借りて下準備を行いました。誰袖に笹の葉を敷き、紫蘇むすび、鱧の塩焼き、香物を盛り付けました。冬瓜の鶏生姜餡かけ、鰻ざくを別に盛り、枝豆の翡翠玉のお椀と八寸も手作りをして心からのおもてなしをさせていただきました。
 盆略席はマイルームとし、趣味の絵画や釣具などを飾ったラフな席となりました。手の届く範囲に座っていただいてのお点前は、とても緊張していた様です。
 小さな小さなお茶席で、お客様一人一人を身近に感じる事ができました。



 

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