第三回懐石講習会

日 時:2月21日(日)
場 所:フォーラム南太田

 椀物といえば、懐石料理の「主役」。作りたいと思っても、出汁のことや種のこととか考えると、料理への敷居が高く感じ、「自宅で作れない献立」に仕分けていました。
 今回は、市販の練り物を使い、まさしく「気軽に」椀物を作ろう!ということで佐藤宗昌先生にお願いいたしました。
確かに「出汁」はしっかりとらないといけませんが、「出汁」さえとれば、後は簡単にできることがわかり、献立「作らず嫌い」が解消されました。
前回同様、アイデア満載のお菓子(道明寺粉を今回は使いました)や焼き物、白玉粉を使った椀物。寒い時期にふさわしい献立があっという間にでき、楽しいひと時でした。
また、今回も亭主と客にわかれての懐石作法の勉強も行いました。
 自分もお客という立場で勉強することにより茶会に行く敷居が取れ、機会があれば是非参加してみたいと思うことができました。
 もちろん帰宅したら、即1週間分の出汁を作り、気軽に椀物や味噌汁に使っております。(出汁がしっかりしているだけで椀物がおいしくなり、また、ココロが豊かになるんだということを再確認いたしました。)
次回も大変楽しみですし、また、この企画はぜひぜひ続けていきたいと思いました。




 

 訶梨勒(かりろく)作り講習会

日 時:2月7日(日)
場 所:フォーラム南太田

2月7日 港都青年部ではお馴染みの、郡司先生をお招きして、訶梨勒作り講習会を開催しました。
訶梨勒は、邪気を払う縁起物として玄関先の飾りや、お茶席・お香席の正月の床飾りに使われるそうです。源氏物語のエピソードを交えながら、昔の人にとっての訶梨勒の意味を学びました。
 今回教えていただいたのは、「たたみ蝉袋仕立て」。蝉袋を縫うのは、古帛紗作りを経験しているので、そんなに難しいことではありませんでしたが、花結びについては、かなり難儀している人が隣に・・・。幸いわたしは苦労することなく、二重叶結び、揚巻結び、雙聯結びを仕上げることができました。ちゃんと願いを込めながら結んだので、いつかきっと、その願いも叶うことでしょう。最後に房をほぐす作業に時間がかかりましたが、苦労してほぐした房は、スチームアイロンをかけることにより、見違えるほど立派な仕上がりになりました。 出来上がった訶梨勒は、自分でも感心するくらい、素敵な出来栄え。郡司先生にも褒めてもらえて、大変満足しています。
 次回の講習会で、郡司先生から何を教えていただけるのか?もう、今から楽しみです。



 

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