第二回例会・親睦茶会

日 時:12月1日(日)  
場 所:『ハロー会議室』、関内『SHUHALLY』

 関内の『SHUHALLY』というお茶室にて、会員さんに向けて親睦茶会を行いました。今回は、男性会員が亭主側を担い、横浜支部幹事長・若林宗茂先生と副幹事長・横浜青年部監事の門間宗映先生もお越し下さいました。マンション内のお茶室とは思えない、澄んだ冬の空の広がる露地を通り、薄墨色の前衛的な四畳半の席に。柚子や蕎麦湯、ココア味の温かい葛湯が出てきて、何があたるか分からないロシアン香煎席でした。
 本席のテーマはこの時季の男子席ということで『赤穂浪士』。待合には千鳥足で舞を舞う大石内蔵助の画が掛けられ、討ち入りの日を決める契機となった吉良邸での茶会にちなんで桂籠花入や黒楽茶碗が取り合わせ。お菓子は『雪中の絆』という銘のオリジナリティ溢れる練り切りで、きびきびと凛々しい男性のお点前とお運びで一服頂きました。
 その後、近くの『ハロー会議室』に場所を移し、今年度第二回目の例会が開催されました。各委員会毎にパワーポイントを用いてデータや画像を披露しビジュアルに訴える活動報告を行い、互い活動状況を理解し合いました。横浜青年部となり第一期生の卒業生8名を輩出、卒業式を執り行いました。卒業生から『代々続きますように』との思いのこもった橙のお茶碗を頂戴しました。








 新田祭

日 時:11月23日(土)
場 所:新田小学校

 旧洒凡青年部が長年続けてきた恒例行事を引き継ぎ、横浜市立新田小学校でPTA主催の『121 新田祭』にて、抹茶体験コーナーを担当させていただきました。今年も160名あまりの子ども達が参加しました。
 畳に正座して茶筅を振る『抹茶体験コーナー』と、教室の机の上に置かれた盆の中の棗から自ら抹茶をすくって点てる『ミニ茶道体験』の2種類から選んで参加して頂きました。毎年楽しみに何度もチャレンジするお子さんもいて、お子さんの様子に合わせて体験して頂きました。イベント後、参加した会員で遅いランチをとり、お子さんの抹茶体験のノウハウについて振り返りを行ない、会員間の懇親もはかりました。








 よつば苑呈茶

日 時:11月10日(日)  
場 所:老人ホームよつば苑

 旧港都青年部が長年続けてきた恒例行事を引き継ぎ、横浜市保土ケ谷区にある特別養護老人ホームよつば苑を利用されている高齢者の方々に呈茶を差し上げました。9月のケアプラザの利用者さんよりも介護度の高い方もいらっしゃるため、さらに安全に配慮し、気軽にお抹茶を楽しんで頂けるようにしつらえ、お呈茶をしました。お茶碗を持てない方は介助者に手を添えてもらい、お茶の濃さも飲まれる方に合わせて点て、召し上がって頂きました。大変好評で、途切れることないお客様に時間を忘れるほど盛況なイベントとなりました。








 着付体験

日 時:10月5日(日)、19日(日)  
場 所:神奈川大学、横浜市立大学

 支部青年部育成委員会の行事として、大学生を対象に着付体験を開催し、その企画運営を青年部で行いました。先生方のご協力を得て、5日は神奈川大学、19日は横浜市立大学の学生さんが普段お稽古をされている和室を会場としてお借りしました。大学生の方々が文化祭のお茶会などで着物を着る直前の時期、関心高く多くの学生さんにご参加頂きました。
 初めにデモンストレーションを見て頂き、工程順に学生さんがゆっくりと自分で着る体験を行いました。事前にアンケートし、学生さんがお持ちの着物に合わせ、不足している着物や小物については青年部会員が用意し、青年部会員が着付補助をしました。着付体験後はお呈茶を行い、着物を着た学生さんにお運びをして頂くなどして、青年部を身近に感じて頂けるように工夫し交流しました。
 その後も交流は続き、11月に入って、参加して頂いた横浜市内5大学(神奈川大学、関東学院大学、フェリス女学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学)のお茶会に伺い、“顔の見える関係”を続けております。








 マナ保育園呈茶

日 時:9月14日(土)  
場 所:マナ保育園

 旧はまなみ青年部が長年続けてきた恒例行事を引き継ぎ、YMCAマナ保育園を利用している園児で事前に登録した7名に茶道のデモンストレーションを見てもらい、その後自分で茶筅を振ってお自服したり、友達と点て合いっこの体験をして頂きました。
 このお抹茶体験を通して、“静の空気”を味あわせてあげたいという保育園の先生方の強い気持ちから毎年続いている行事です。今年は、例年と同じく手作りの“よくできました”メダルの贈呈と共に、青年部会員が折り紙でつくった動物も一緒に渡し、喜ばれました。
 毎年楽しみにして登録してくれている園児がいる一方で、初めて体験した園児もいました。きちんと正座をして、お茶を点てる工程を興味深く見ている園児や一生懸命泡立つように茶筅振りに格闘している園児の姿を見ていると初心に戻りました。お子さんたちの姿を通して、一服のお茶がもたらす笑顔の力を改めて感じた一日でした。








 大岡ケアプラザ呈茶

日 時:9月8日(日)  
場 所:横浜市大岡地域ケアプラザ

 旧ぴあ青年部が長年続けてきた恒例行事を引き継ぎ、横浜市大岡地域ケアプラザを利用されている高齢者の方々に呈茶を差し上げました。今回は、「お月見」をテーマに、うさぎや月、秋草などのモチーフのお道具を揃えました。皆さんの間近でお茶を点てられるようにと、6~9人程が座るテーブル3か所それぞれに出向き、盆略点前でお茶を差し上げました。また、希望する方には茶筅を振る体験をおこなっていただきました。
 各テーブルで、利用者の方々が、お茶を中心とした話題でとても活発に会話してくださり、和やかで楽しい時間を過ごせました。








 第一回例会・納涼会

日 時:7月14日(日)  
場 所:県民サポートセンター、中国料理 煌蘭

 猛暑厳しい7月14日、県民サポートセンターにて、横浜支部副幹事長・横浜青年部監事の門間宗映先生にご臨席賜り、今年度第一回目の例会を開催いたしました。
 会議の前に、俵屋吉富の『涼風のみち』というお菓子に冷水点で呈茶をおこないました。例会では、新体制に移行した上半期の行事報告と今後の行事予定の説明などが行われました。行事参加者から一言感想の発表などがあり、参加者の多くが発言する会議となりました。
 会議後は、サポートセンター前の『中国料理 煌蘭』に場所を移して納涼会。交流委員会の司会により、円卓3つに分かれて昼食をとりながら、違う委員会どうしの歓談をとり、参加者全体もより交流が出来るようなひとときをすごすことができました。








 美術館見学と学校茶道との懇談

日 時:6月9日(日)  
場 所:永青文庫

 支部青年部育成委員会との合同行事として、永青文庫にて特別展『細川三斎の茶』を見学後、目白駅前「CAFÉACORITE」にて参加いただいた大学生の方々と交流をしました。美術館見学は企画委員会が、交流会は青少年委員会が主となり準備をしました。
 青年部会員の他、横浜市内5大学(神奈川大学、関東学院大学、フェリス女学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学)の学生さんと先生方に参加して頂きました。
美術館の見学では、先に学芸員の方に見どころの説明を受け、青年部で準備した資料を片手に、三斎が所持していたお道具を鑑賞していただきました。
 大学生との懇談では、自己紹介するときに美術館で心に残った作品を一つあげて、思い思いの感想を話しながら打ちとけました。青年部員からは、青年部活動で作った作品や写真などを用いて青年部活動を紹介しました。学生の方々も青年部活動に興味を持ち、また大学間の交流も生まれ、楽しんで参加していたようで、和やかなひとときをすごしました。








 ピクニック呈茶

日 時:6月2日(日)  
場 所:野島公園

 交流委員会の企画で『野島公園散策とピクニック呈茶』を行いました。青空の下、青年部部員とその家族22名の参加者が集まりました。
 始めに野島公園内にある伊藤博文別邸を見学。明治の面影が残る海に面した客間からの眺めは絶景でした。その後、展望台まで上り、お呈茶となりました。金沢八景・鳳月堂製のお菓子で、松北園の「松の昔」と、うおがし銘茶の「ことのは強火仕上」の二種のお抹茶を楽しみ、和やかな呈茶を行いました。その後、場所を移してランチをいただき、さらに親睦をはかりました。








 馬と遊ぼうこどもの日

日 時:5月5日(日)  
場 所:根岸競馬記念公苑

 青空澄み渡る5月5日、根岸競馬記念公苑で行なわれている『馬と遊ぼうこどもの日』のイベントで抹茶体験コーナーを行いました。
旧洒凡青年部からこの行事を引き継ぎ19回目の開催となりました。畳に正座をし、シャカシャカと茶筅をふり、お子さんたちは自分で点てた抹茶をおいしそうに飲んでいました。177名のお子さんたちと123名の大人の方に茶道を体験していただきました。
 今年は青年部のメンバーも初めてこの行事に参加する者が大半でした。お子さんたちと抹茶体験を共に楽しみ、新たな体験をすることが出来ました。   







 支部春季茶会 席持ち

日 時:4月28日(日)  
場 所:三渓園

 支部春季茶会において三渓園鶴翔閣茶の間棟にて、青年部で立礼席を担当させていただきました。
 今回のお席持ちは、昨年まで四つだった横浜支部の青年部が一つに統合され初めての大きな行事。参加希望者55名が半日交代でお運びなどを行いました。席テーマは「出発・スタート」とし、床には横浜青年部で所有してきた鵬雲斎大宗匠筆の扇面「飛翔出航宜候」を掛けました。その他、昨年までの四青年部がそれぞれに大切にしてきたお道具や青年部卒業生のご協力でお借りしたお道具で取り合わせ。釜は旧ぴあ青年部の富士釜、茶杓は旧洒凡青年部の銘「相生」、数茶碗は旧港都青年部の横浜焼と旧はまなみ青年部の色絵青海波としました。お菓子は、菓子店の部員が銘『新樹(しんじゅ)』の浮島を用意しました。
 今回のお席持ちにあたり、部員全体も二回集まり、事前にお運びの打合等を行ったり、席入券にあわじ結びの水引細工を部員で作成し飾るなどしました。そのような過程と当日にお客様を懸命にお迎えする中で、今まで別々の青年部員であった垣根が無くなり、部員の中に、一つの横浜青年部としての結束が生まれました。このような機会を与えて下さいました先生方、本当にありがとうございました。








 平成25年度定期総会

日 時:平成25年2月24日(日)  
場 所:磯子公会堂

 新しい青年部となり記念の定期総会を、横浜支部幹事長の若林宗茂先生と横浜支部副幹事長・横浜青年部監事の門間宗映先生にご臨席賜り、開催いたしました。
 銘「三千歳」のきんとんで呈茶の後、総会を行いました。青年部新体制の説明、昨年度の四青年部の行事報告や今年度の行事予定の確認などが行われました。
 総会後は、出席者全員に様々な景品が当たる福引で一同一気に盛り上がり、記念撮影の後、委員会に分かれて昼食をとりながら初顔合わせ、交流をはかりつつ委員会活動について話し合いをなごやかに行ないました。







 

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