日 時:平成28年5月15日(日)
場 所:ホテル横浜キャメロットジャパン
5月15日(日)五月晴れのなか、ホテル横浜キャメロットジャパンにて横浜青年部設立50周年記念茶会を開催しました。茶道裏千家淡交会横浜支部の岡田支部長、竹村副支部長、田村副支部長をはじめ、支部の先生方、他青年部の方、青年部の先輩方、お社中の先生やお仲間など200名近い方々がお客様としてお越しくださいました。席を濃茶、薄茶、立礼、点心とし、濃茶は新OB会、薄茶と立礼は青年部会員、点心は日本料理
桂川が担当しました。
濃茶席は、ホテル6階の茶室にて行いました。床は、坐忘斎家元筆「和気生嘉祥」で、吉向松月造の瓢の花入に菖蒲を入れました。香合は、奈良斑鳩御殿の古材で作った雛鶴でした。濃茶は、浜田園の「初昔」。千草庵製の薯蕷饅頭「千代の結」は、五色の縁高に盛りました。
薄茶席は、ホテル5階のジョイスにて行いました。軸は總持寺 江川辰三猊下筆「日日新又日新」を掛けさせていただきました。薄茶席のテーマは、「新旧そして未来へ」。過去から未来へと続く青年部の繁栄を願うテ-マから対比するものを設え、鏡点前の趣向としました。菓子は、新妻屋製の「碧の糸」でした。
立礼席は、ホテル地下のジャクリーンの間にて、和親棚を用いて行いました。1支部1青年部の時代と、4つの青年部に分かれていた時代を輪に見立て、立礼席のテーマを「五つの輪」としました。これまでに青年部の茶会で使ったお道具を取り合わせし、青年部会員が手作りしたお揃いの古帛紗を用いました。裂地の銘は「想い出」でした。
茶会の受付や誘導は、総務のスタッフが担当しました。点心の会場では、お客様に青年部会員から一献差し上げました。立礼席待合には1994年以降の青年部の写真を展示させていただきました。また、記念行事の一環として、50年のあゆみをまとめた記念誌「軌跡~そして未来へ~」を発行し、茶会にお越しくださいましたお客様に配布いたしました。
設立50周年という節目の年に、記念茶会を開催することができ、大変喜ばしく思います。
改めまして、半世紀にわたりご指導いただきましたご宗家をはじめ総本部の皆様、親支部の先生方、各時代にご活躍をいただきました青年部の諸先輩に心より感謝申し上げます。

濃茶席受付 濃茶席

薄茶席床 薄茶席

立礼席床 立礼席
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