例会&忘年会

日 時:12月16日(日)
場 所:荒井屋

 老舗の牛鍋屋「荒井屋」にて、12月16日(日)ぴあ青年部納会・忘年会を行いました。目前に食事の準備がされていると心は早くも忘年会になってしまいそうですがここはきっちりと締めます。部長の挨拶の後、今年5月に亡くなられた横浜支部副支部長、元ぴあ会員でもあった荒井一雄さんに黙祷を捧げました。各委員長から今年の活動報告を発表し納会終了です。続いて忘年会となりました。久し振りに会う人、
この間の行事で一緒だった人、其々が一年の思い出を語り親睦を深めました。満腹に
なったころ、ゲームが始まりプレゼント交換となりました。受け取るまでは気が気で
なく、全員の分が有るにも拘らず騒いでしまいました。最後に今年の卒業生二人の卒
業式をしました。お祝いなのですがやはり淋しさが残ります。来年からはOBとして
私たちを見守ってくださることでしょう。来年は新しい仲間も増えます。心も新たに
来年を迎えようと思います。


 研修センター呈茶

日 時:11月29日(木)
場 所:横浜研修センター

 11月29日(木)、金沢区にある横浜研修センターにて呈茶をしました。海外から
日本の企業に研修に来ている外国の方々に、日本文化である茶道を紹介しながら一服
を差し上げました。ほとんどの方が“初めて”のお抹茶でした。英語を話せる部員に
任せていたら、英語が通じないスペイン語圏の方もいて、大変ながらも楽しい交流が
できました。私は「話せない」と裏方にいたのですが「相手の方は日本の事を勉強に
来ているのだから、日本語で応じていいのよ」と仲間に言われ、次回からもっと話し
かけてみよう、と思いました。


 磯子文化協会久良岐茶会

日 時:11月4日(日)
場 所:久良岐能楽堂

 11月4日、秋深まる中、磯子区文化協会主催の久良岐茶会でぴあ青年部が立礼席を担当いたしました。当日は好天にも恵まれ、200名近いお客様にご来駕いただいきました。テーマは、来年千年紀を向かえる「源氏物語」。待合から本席に至る坂道を第十六帖「関屋」の「逢坂の関」に見立て、たくさんの趣向を凝らしました。案内板、貝殻の席入券、貝桶、御簾、牛車輪等々…全て部員の手作りです。席入券には源氏香の図を手書きで一つずつ書き込みました。この中の「空蝉」の源氏香を当てた方には、手作りの楊枝入れをプレゼント。ちなみに、「空蝉」ゆえに中身はなく楊枝入れだけ(抜け殻)という趣向です。お客様からは「青年部席はいろいろな工夫があって楽しい」とお言葉をいただきました。五月末からの長い準備期間を思い出し、感慨も一入となりました。


 ケアプラザ呈茶

日 時:10月13日(土)
場 所:大岡ケアプラザ

 秋風を感じる10月13日に、大岡ケアプラザにてご老人の方に呈茶を差し上げました。春に続いて今年2回目となります。テーマは「お月見」、色紙に描かれたうさぎがススキの下からお月様をみているような風情の中「一碗一碗」心を込めてお茶をたてました。お客様からは感謝と共に昔の思い出を話しかけられました。お茶を通してお客様と気持ちが通じた気持ちが致します。和やかな中、来年もまたお会いできるのを楽しみにしています。


 作り物講座「数奇屋袋作り」

日 時:7月16日(月・祝)
場 所:富岡並木地区センター

 台風一過の7月16日(月祝)、富岡並木地区センターにおいて、恒例の「作り物
講座」を行いました。古帛紗が折らずに入る大きめの数奇屋袋に挑戦しました。
 生地の種類が豊富にあり、表地を選ぶだけで迷ってしまいました。表地に合わせて
裏地を選び、作業開始です。型紙の線に沿って縫うだけですが、表裏合せて線の通り
に縫うのが思いのほか難しく、「あっ!」「あれっ!?」という声がちらほら。始め
はにぎやかだった室内も徐々に静かになり、一針一針真剣に取組んでいました。慣れ
ない針仕事でなかなか進みません。でも「今日中に完成したい!」と頑張り、時間ギ
リギリに出来上がった時は感激でした。
 布地で見た感じと形に出来上がったものとで印象が変わり、思いのほか好い色柄に
なりました。また、同じ表地を選んでも裏地が違うと印象も違い、それぞれ自分らし
い数奇屋袋が出来上がりました。今回の講座では、手縫いの大変さと素晴らしさを感
じた一日でした。


 新入会員歓迎会

日 時:5月19日(土)
場 所:能見台地区センター

時折五月雨が降る5月19日、能見台地区センターで新入会員歓迎会〜染色講座〜
が行われました。講師は、染色を学んだ現青年部会員です。
 原料は、玉葱の皮(!?)。各自用意するようにと連絡があり、この日のために玉
葱の皮を剥ぎ続けました。まずは試し初め。「本当に染まるの?」半信半疑で布を入
れてみると、あらっ不思議、綺麗な黄色に染まります。本番は約80cm四方の大風呂敷
に挑戦です。念入りに絞り方や配置を考え、染液に浸す時間も慎重に測って色の濃さ
を調節しました。オリジナルの風呂敷が出来上がり、満足な笑顔がこぼれました。
 夕方からは青年部会員お勧めのレストランに場所を変えて、懇親会です。美味しい
料理と、ぴあの有名進行役のおかげで、皆大いに盛り上がりました。


 大岡ケアプラザ呈茶

日 時:4月30日(月)
場 所:大岡ケアプラザ

 爽やかな初夏の気候となった4月30日、大岡ケアプラザをご利用されているお年
寄りの方にお茶を差し上げました。
 今までは長テーブルにクロースを掛けて立礼点前をしていましたが、今回は「御園
棚」を準備しました。御園棚ひとつで部屋の雰囲気が変わり、お客様も興味を示され
て、私たちのお点前をジッと見つめていました。終わり礼の時、大きな拍手をいただ
き「とても良かったわ!」と喜んでくださいました。水彩画を得意とされる方は、感
謝の気持ちにと床に飾った花菖蒲を描いてくださいました。
 年2回、毎年続いているお呈茶ですが、伺う度に新しい出会いがあり、思わぬ体験
をします。そのたびに、私たちは「お茶をしていて好かった」と感じています。今回
は、ぴあ新会員も多数参加しましたので、この気持ちをずっと引き継いでもらえると
思います。ケアプラザのスタッフの皆様にも大変ご協力いただき、ありがとうござい
ました。


 平成18年度卒業茶事

日 時:3月11日(日)
場 所:滴水庵(辻堂)

 3月11日、辻堂にある滴水庵に於いて、正午の茶事を行いました。昨年の卒業生3名を正客に迎え、現役青年部員は亭主と連客に分かれて参加しました。「お祝い」 をテーマにしたお道具とお料理で、華やかな雰囲気のお席でした。
 生憎の空模様でしたが、中立には雨が上がり庭に出る事ができました。お茶室での緊張が解けた一瞬でしょうか、腰掛でホッとした表情が写真に写っています。青年部で出会った私たちですが、これからも変わらぬ友情で繋がっていくことでしょう。想い出話に花を咲かせ、いつまでも名残惜しい一日でした。


 総会・初茶会

日 時:2月18日(日)
場 所:横浜市技能文化会館

【第14回定期総会】
 2月18日(日)11時より横浜市技能文化会館において、2007年度の定期総
会が開かれました。朝から冷たい雨が降るあいにくの天気でしたが、今年度のスター
トとして多くの会員が顔を揃えました。
 始めにご来賓の監事先生より、ぴあの活動についての暖かい励ましのお言葉を頂戴
し、みな初心に返った思いでした。続いて今期新部長よりこれまで以上に会員同士の
結びつきを深めたいとの挨拶がありました。そのための新たな取り組みとして3ヵ月
ごとの定期便の発行と、インターネット掲示板の開設が発表されました。最新の情報
伝達と会員同士の交流の場として多いに活用していきたいと思います。さらに「茶の
湯は日本文化のポータルサイトである」とのお家元様の御言葉が紹介され、ぴあもポ
ータルサイトでありたいという願いと、さまざまな体験ができる青年部を使ってお茶
を楽しもうという呼びかけがあり、一同思いを熱くしたことでした。
 昨年度の活動報告では、他青年部と合同のリレー茶会やモーツァルトで新機軸を打
ち出した秋季茶会の思い出がよみがえりました。今年度の活動計画でも、毎月のよう
に茶会や呈茶の予定があり、お茶を愛好する者同士今年度も大いに学び、楽しもうと
いう気持ちになりました。
 ぴあのモットーである「楽しくなければお茶じゃない、楽しくなければぴあじゃな
い」を再認識した、和気藹々の総会でした。

【初茶会】
 午前中の総会の後、皆で「菊の井」のお弁当をいただき、午後は茶会となりました
。当日が旧暦の元旦にあたることもあり、茶会の席では、羽子板の香合、曙の薄茶器
、ぶりぶりの蓋置、勅題「月」にちなんだ茶碗など、新春とぴあ青年部活動の幕開け
を祝う道具がならびました。朝から降っていた雨もいつの間にか止み、楽しくなごやかな一日となりました。


 

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