平成15年度定時総会開催

場 所:横浜ランドマークセミナー室
日 時:平成15年2月2日(日)

2月2日、生憎「雪」の天気予報でしたが、それも会員の着物姿に免じてなんとか曇
りを保ち、ランドマーク13Fにてはまなみの定時総会が開催されました。
伊達宗籟先生と、伊東宗京先生に御同席いただき、お呈茶ののち議題に入りました。
今回は部長以下役員の改選もありましたが、前年度の行事報告、今年度の予定、と議事は無事承認され、新しい年が無事スタートしました。 
今年は第16代坐忘齋宗室家元の誕生という慶事の年にあたり、青年部もまた10周
年目を迎えます。ご来賓の先生方からいただいたお言葉からも青年部への期待の大きいことを感じました。
会員増員が課題の中、楽しい活動をいかに続けていけるか、考えていかなければと思います。
まじめな会議の後は、お約束の昼食会です。伊達先生を囲んで、美味しい食事とかし
ましいおしゃべりが続き、最後はくじびきの賞品に一喜一憂してのお開きとなりました。帰りは少し雪がちらついていたでしょうか。皆さん、今年も楽しく参りましょう!!


 

 三溪園 お呈茶

場 所:三溪園
日 時:平成15年4月6日(日)

三溪園のお呈茶のお手伝いを4月6日 10:00〜20:30まで記念館にて行
いました。
三溪園は3月28日〜4月6日の期間を“観桜の夕べ”と題して開園時間も延長し、日没後は建築物のライトアップもあり、琴などの日本楽器の演奏もありました。
6日、天気は快晴! 前日は一日雨だった事もあり、お花見を楽しみに朝からたくさんのお客様で駐車場も満車状態が続いたようでした。
記念館内のお呈茶席にはなんと! 472名(新記録!)のお客様がいらして下さいました。ご家族連れ・カップル・海外からの観光客の方々など、満開の桜と気持ち良い春風を楽しまれた後でしょうか、一服のお茶で一息つかれた様子。これ程たくさんのお客様とは想像もしていなかったので水屋は一日大忙しでしたが、感謝の気持ちと充実感で一杯に、ほんのひととき夜桜を仰ぎながら家路に着きました。


 

 第2回 梶高明氏講演会

場 所:横浜開港記念会館
日 時:6月8日(日)

京都「梶古美術」のご主人であり、裏千家近畿ブロック洛西青年部部長の梶高明氏に
よる講演を昨年に引き続き開催しました。
今回も数多くの道具をご持参いただき、実際に見て、触っての講演です。
約60名のご来場者の方には、一椀のお茶で一息いれていただいた後、約2時間半の
講演にご参加いただきました。
今回のサブテーマは3つ。1つめは横浜に所縁の深い「真葛窯」についての所見、2
つめは歴代の「永楽」の判の考察、そして最後は「楽」について。京都に産まれた焼物が様々な事情により各地に伝播していった過程への、梶流の推察を加えながらのお話です。いずれも茶道を志す者にとっては興味深いものばかり、特に「永楽」の判を実際に比較してみる機会はなかなかないのではないでしょうか。
そして、テーマにあわせた茶碗や香合等には思わず見とれてしまう方も!
講演会の後で、持参されたお道具の鑑定をお願いする方もいらして、楽しく和やかな
ひとときとなりました。


 

 定例会

場 所:野毛地区センター 和室
日 時:8月24日(日)
 10:30〜12:30

猛暑の中、総会以来初めての定例会が行われました。
まずは各担当から前半期の行事報告が行われ、その都度、その時の感動や思い出が再確認されました。
次に、後半期に予定している小寄の茶会の企画案が提示され、現段階での進捗状況と、変更点等が承認されました。その後各委員会に分かれて今後の予定や内容、進め方等を検討しあい、短い時間でしたが、かなり密度の濃い話し合いとなりました。
最後に9月に行われる全国大会参加者への申し送り、注意事項等を確認し、今年後半にむけて気持ちを新たにしつつ、無事閉会いたしました。


 

 納涼親睦会

場 所:横浜港観光船「マリンルージュ」
日 時:8月24日(日)
 13:30〜15:00

納涼会の名に相応しい猛暑の中、はまなみ一行11名は山下公園より観光船マリンルージュへと乗り込みました。個室からの眺めの素晴らしさも然ることながら、白熱した例会後の空腹の身としてはやはり...花より団子? 待っていました食べ放題! 出船後、「カンパーイ」の合図と共に盛皿へGO。おいしい食事に普段とは違う横浜港の景色に一同大感激。閉めは空クジなしのジャンケン大会。ワイワイガヤガヤ、あっという間に90分が過ぎてしまいました。ワインからデザートまで、しっかり飲んで、食べて、楽しんだ船旅でした。


 

 青年部第13回全国大会

場 所:国立京都国際会館 他
日 時:9月5日(金)〜7日(日)

緑に囲まれた京都国際会館。その静かな風景に見守られた会場内は、2000名を越える全国からの青年部員の情熱で、隅々までみたされているかのようでした。
記念フェスティバルでは全国各地の名産や踊りが披露され、祭りそのもの。各セミナーでは神妙に、そして宗家特別講演ではありがたくお言葉を拝聴し、全国大会を通して青年茶人としての茶道への思いを新たにさせていただく、大変貴重な三日間となりました。


 

 小寄せの茶事

場 所:石川町「加藤」
日 時:11月24日 午前10時30分〜

紅葉のきれいな晩秋の休日に、はまなみの会員は正午の茶事という充実した一日を過
ごしました。正午の茶事は初めてという人もいて、良い緊張感のあるなか、思ったよりもスムーズにいきました。
12名の客でお席入りには多少時間がかかりましたが、なかなか正式にお席入りする機会がないのでとてもいい経験になったと思います。最初の挨拶では期待をかけた挨拶などあり、お互いプレッシャーをかけながらも笑いのあるなごやかな雰囲気で始まりました。懐石は盛沢山でおいしいお料理に皆大満足。濃茶では静寂の境地を味わう事ができました。また、薄茶は松風の音を聞きなが、色とりどりの吹き寄せのお干菓子を味わいつつ、青年部のお仲間と楽しい語らいのひと時でした。部員一人一人の心に残る一会になりました。


 

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