平成16年度定期総会

日 時:2月22日
場 所:都筑公会堂

淡交会横浜支部副幹事長・洒凡青年部監事の波田宗牧先生ご臨席のもと、平成16年
度定期総会を都筑公会堂会議室で開催いたしました。
昨年度の事業報告、収支決算報告及び今年度の方針案・事業計画案・収支予算案の議
事は滞りなく進み、承認されました。
総会終了後は恒例の福引が行われ、厳選された数々の賞品に一喜一憂。ジャンケンに
よる賞品の争奪戦も大いに盛り上がりました。また、昼食・呈茶ののちに各委員会に分かれ、今年度の活動について話し合いました。最後に委員会の活動予定報告がなされ、今年も楽しい行事が盛りだくさんです!


 

 馬と遊ぼう子どもの日

日 時:5月5日
場 所:根岸記念競馬公苑

私たち洒凡青年部がこのイベントに参加し、抹茶体験コーナーや呈茶を行うようになって十年が経ちました。例年は屋外で行っていますが、今年はあいにくの雨模様で、急遽、公苑内の馬の博物館のロビーで行うことになりました。
来苑するご家族連れや子ども達は例年よりも少ない人数でしたが、参加した子ども達とその分、じっくりと接することができました。「楽しかった」「美味しかった」「家でもやってみたい」などの会話もはずみ、外のお天気は雨模様でしたが、晴れ晴れとした気持ちで子ども達と楽しむことができました。


 

 四青年部合同10周年記念茶会

日 時:6月20日
場 所:三溪園 鶴翔閣 茶の間棟

横浜支部青年部合同十周年記念茶会が三溪園で行われ、私たち洒凡青年部は鶴翔閣茶の間棟で薄茶席をもたせていただき、無事終えることができました。
お越しいただきました先生方、先輩方、皆様、本当にありがとうございました。
また、これまで支えていただきました先生方、先輩方に心から感謝申し上げます。
今回の茶会は茶会の全体テーマ「時を奏でて・・・」からお席のテーマを「時の流れ〜洒凡青年部誕生から今、この時まで」とし、洒凡青年部「誕生の時」と十周年の茶会を行う「6月という時」と、そしてまた誕生からこの日までの十年という「時の流れ」をお席に感じていただければとお道具組みを考えてみました。洒凡の名前の由来である石鹸を席入券としたり、せせらぎをイメージした結界を手作りしたり、十年の干支の茶碗、そして、層につくっていただいたお菓子「時重(ときがさね)」等々・・・。久しぶりの合同茶会で調整や準備も大変でしたが、当日は22名の部員が出席し、声をかけあいながら、そして楽しみながら行うことができた、とても有意義な一日でした。これを機に、またこれからも皆で頑張っていきたいと思います。


 例会・教養講座「練香をつくる」・納涼会

日 時:7月25日(日)
場 所:例会・教養講座:青少年育成センター
    納涼会:驛の食卓

7月25日、関内の横浜市青少年育成センターにおいて、平成16年度第1回例会が行われました。平成16年の上期の行事報告等が部長、委員長、担当者から報告され、また、それぞれの行事の出席者から感想等が述べられました。
その後、下期の行事予定が発表されました。役員側からの一方通行の議事進行では
なく、部員全員がそれぞれ報告や感想等を述べ、情報を共有できた全員参加の例会と
なりました。

引き続き教養委員会主催の教養講座「練香をつくる」です。講師は、長野から株式会社明日香の薫香師・取締役 研究室室長の森川正樹先生と香の舗「花心」の大内三四子さんをお迎えしました。今回の講習では、原点に返っていにしえの香りを作るということで、まず森川先生から練香の歴史や香のもととなる原料の説明がありました。その後、先生からご指導いただきながら、実際にそれぞれ各自が乳鉢で原料を練り合わせて、沈香、丁子、貝甲を主とした練香「荷葉」、伽羅と沈香を練り合わせた香、そしてそのほかにオリジナルで2種をつくらせていただきました。同じ原料でも、さじ加減で各自の香りができあがり、この練香を使う炉の季節がとても楽しみです。

夕方からは、卒業された先輩方とともに、関内の「驛の食卓」での納涼会。この日も
大変暑かった一日でしたが、横浜の美味しい地ビールで喉を潤し、近況報告や今後の
活動などの話で大いに盛り上がりました。先輩方との交流や今年入会した仲間との親
睦を深めた楽しいひとときでした。


 宗家研修

日 時:10月10日〜12日
場 所:京都

出発前日は雨台風。お天気を心配していましたが、日頃の皆の行いの良さなのでしょうか? すっかり雨はあがり、京都ではお天気に恵まれて、3日間を過ごすことができました。
12日の宗家研修日の2日前から京都入りした私達は、お茶の仲間ならではの京都を楽しみました。初日は、大徳寺本坊の大曝暸展を鑑賞し、楽美術館の“手で触れる鑑賞会”で左入や了入の楽茶碗、そして能面を実際に手に取りながら拝見。翌日の北村美術館では大変うれしいことに、館長さんから解説を受けながら“時雨のころ”の茶道具の取り合わせ展を鑑賞できました。
もちろん京都ならではの買い物、お茶漬け処や京野菜のイタリア料理などの美味しいお料理、ホテルでは予約した生菓子で、連日のお呈茶三昧などのお楽しみもありました。
2日目の夜は、お料理屋さんで5青年部合同懇親会。時がたつのも忘れて、それぞれ
に懇親を深めることができました。
研修当日は、橋本総本部青年部部長からの指導研修、高橋宗健先生から茶花についてご講義いただき、昼食後、兜門で記念撮影、茶道美術館で“茶の湯の用と美”を鑑賞しました。いよいよ宗家訪問です。ひとりひとりがそれぞれの想いを胸に秘め、兜門をくぐりました。御祖堂の利休像を参拝し、抛筅斎でお呈茶をいただきました。お茶室の拝観やお水屋の方のきびきびとした動き、伝統の重さなど、言葉には巧く表現できない様々なことを感じ、とても貴重な経験となりました。
その後、大徳寺に向い、金毛閣に昇り拝観。聚光院で利休居士やご宗家縁の方々の墓参をし、狐蓬庵を拝観しました。
京都での3日間は私達にとって、とても有意義で、楽しく、大変貴重な経験となりました。
また、宗家研修前の事前研修では、横浜支部幹事長の板野宗芳先生、鈴木宗徹先生に宗家訪問における心構えや今日庵のことを研修していただきました。本当にありがとうございました。


 平成16年度 例会・臨時総会・忘年会

日 時:12月12日
場 所:花いおり

12月12日に「花いおり」において、平成16年度第2回例会が行われました。
平成16年の下期の行事報告等が部長、委員長、担当者から報告された後、それぞれの参加者から感想や意見が述べられました。
例会後には来期の役員選任の臨時総会が行われ、全員一致で承認されました。
臨時総会後は、卒業された先輩方も交え、クリスマス呈茶。クリスマスソングと遠くに鈴の音を聞きながらお席入り。お床にはクリスマスリースとポインセチアのお花。雲の上に天使が飛び、ランプの灯りで茶箱の雪点前。絵手紙や古帛紗がわりの紙ナフキンのプレゼントまであり、クリスマス一色の取合わせに一同大感激!でした。
その後は、恒例の大忘年会。美味しいお料理とお酒、そして楽しい語らいに、時を忘れてのひとときでした。


 

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