117新田祭

日 時:11月21(土)
場 所:横浜市立新田小学校

11月21日(土)に横浜市立新田小学校の「新田祭」で抹茶体験コーナーを行いました。
今回で3回目の参加となりますが、これまでの「抹茶体験」から今年はステップアップをして、チャレンジ2回目の子供からは「プチ茶道」と題し、自分で棗からお茶を茶碗に入れて点ててみるという体験を加えて行いました。
 新しい試みに心配していましたが、子供たちの好奇心は大変なもので、最後はほぼ全員の子供たちが正座をして一式揃ったお盆が自分の前に来るのを待っていました。
その数、2時間で約160人の父兄と子供が参加してくれました。校長先生は「子供たちの神妙な顔が印象的だった。」と笑顔で見ていらっしゃいました。
何度もお茶を点てているうちに自分が点てたお茶を友達と交換している子もいて私たちにとってもステップアップを実感できた一日なりましたし、来年3月に開催される全国大会のプレ行事「わたしの一碗」運動にもなりました。







 大佛次郎記念館 秋の茶会

日 時:11月15(日)
場 所:大佛次郎記念館

 11月14・15日と行われた大佛次郎記念館秋の茶会にて、洒凡青年部は15日の立礼席を担当させていただきました。
 「横浜開港」をテーマに、床には大の猫好きであった大佛次郎氏所有の尾竹竹玻画の猫の絵の軸と船の花入れを、点前座は大佛次郎氏が所有されていたピカソの茶碗やデンマークの水指と、ロイヤルコペンハーゲンの薄器、ポルトガル蓋置など舶来品づくしの道具組にて席作りをいたしました。
 多くのお客様はピカソの茶碗に非常に興味をもたれて、興味津々にご覧になっていらっしゃいました。
 新入会員3名の初参加となりました今回の茶会でしたが、129名ものお客様にお越しいただき、会員にとっても充実した一日となりました。







 台湾文化交流〜裏千家淡交会北投協会との交流

日 時:9月19日(土)、21日(月)
場 所:台湾 台北市 北投文物館及び圓山大飯店

 日頃より青年部でお世話になっております、横浜支部参与ならびに監事の関宗貴先生とのご縁で、台湾の裏千家淡交会北投協会二周年及び学校茶道連合会成立慶祝茶会にて、協会との合同で立礼席を持たせていただきました。
 お席は、私たちの住んでいる「横浜」をテーマとし、はじめに席主の部長が北京語でご挨拶、その後はお席のことや洒凡の自己紹介など、通訳の方を通じてお話しをいたしました。
 インターネットの告知を通じてお茶券を求めたお客さまなど、初めてお抹茶を召し上がる方も沢山いらしたようですが、お道具や日本文化についてご質問が出るほど大変熱心で、皆さんお席を楽しんでくださったようです。
 茶会終了後は圓山大飯店にて、協会主催の歓迎会を開いていただきました。洒凡青年部のアトラクションとしてクイズを行い、7月の教養行事で作った古帛紗や楊枝入れ、文香などを記念にプレゼントし、学生さんたちにも大変喜んでいただきました。
 21日には、茶会の会場を提供してくださった文物館オーナー主催の懇親会も催され、プロの演芸とジャズ演奏を聴きながら協会や文物館の関係者の方々とも交流を深めました。会の終わりには、洒凡メンバーより童謡のコーラスを披露。日本人の方や親日家が多い台湾の地という事もあり、一緒に口ずさむ方もいらっしゃいました。
 今回の交流の旅では、台湾の方々が大変熱心に茶道に取組まれている姿勢に出会い、何度も新鮮な思いをしました。また、準備を通じて協会の方々には大変お世話になり、茶会のために関先生に命銘していただいた茶杓「日台架橋」のごとく、確かな絆を感じた旅となりました。







 小物づくり講座

日 時:7月19日(日)
場 所:かながわ県民サポートセンター

 9月に予定しています台湾交流旅行のお土産用と、各自の技術習得の為に、古帛紗、楊枝入れ、文香づくりの講座を開催いたしました。
 「古帛紗」は、裂地の裁断から始まり、縫い方に気をつけながら、一針一針丁寧に針を通して、売り物顔負けの素敵な古帛紗を完成させました。
 「楊枝入れ」は、各自が持ち寄った好みの裂地を裁断して、表面と裏面を接着剤で貼り合わせ、色鮮やかな仕上がりになりました。
 「文香」は、お土産用と各自用に香りを一つひとつ確認しながら、オリジナルの香りをブレンドしました。お土産用には、日本と台湾を渡るつばめの絵柄の和紙を使用して包みをつくり、裏面に「さぼん」の判子を押しました。
 台湾の皆様にも喜んでいただけることを願いながら、大変有意義な行事となりました。







 平成21年度 第一回例会・納涼会

日 時:7月19日(日)
場 所:神奈川県民センター

 平成21年度第一回例会を、神奈川県民センターにて開催いたしました。
 上半期の洒凡青年部の行事報告、横浜支部・関東第三地区・総本部の報告、洒凡青年部の各委員会活動報告、関東第三ブロック出向者の各委員会活動報告、会計報告をいたしました。洒凡青年部の行事報告は、参加した部員の感想も交えながらの報告でしたので、笑いあり、反省ありの報告となりました。引き続き、下半期の行事予定を発表し、広報誌「洒凡」も発行いたしました。
 また、6月に行われた洒凡青年部「親睦茶会」の会計報告、来年度全国大会のお知らせ、育成委員会行事のお知らせを行い、最後に、監事講評にて滞りなく閉会の運びとなりました。
 例会後の納涼会では、上半期の行事の思い出話に花が咲き、暑気を乗り越え、秋より予定されている数々の行事に対する“勢いと絆”を再確認いたしました。







 親睦茶会

日 時:6月14日(日)
場 所:曹洞宗大本山總持寺

6月14日(日)、曹洞宗大本山總持寺の待鳳館にて親睦茶会を行いました。今回の茶会は、いつもお世話になっております洒凡青年部監事の全田宗正先生と卒業生をお迎えし、ささやかながら私たち感謝の気持を表せればと思い、濃茶席と薄茶席でおもてなしをいたしました。「交流・絆」を全体のテーマに、濃茶席には、総本部より拝借した『心の絆』の御染筆を掛けさせていただきました。薄茶席では、卒業生と共に活動した思い出を振り替える趣向で、過去の写真をフォトスタンドに飾り、思い出の道具でおもてなしをいたしました。お昼は懇親会も兼ね、全員で和やかに總持寺の精進料理をいただきました。お天気が心配で、てるてる坊主を作って当日を迎えましたが、私たちの思いが空に通じたのか雨がぱらつくこともなく、無事に楽しい一日を終えることができました。








 馬と遊ぼう子供の日

日 時:5月5日(祝)
場 所:根岸競馬記念公苑

 馬事文化財団主催の「馬と遊ぼう子供の日」のイベントで、洒凡青年部発足以来、毎年恒例行事となってる『抹茶体験コーナー及び呈茶』を行いました。継続して15年以上参加しているため、毎年楽しみにしてくれるお子さんや、初めてお茶を点てた子供が成長し、ご自分のお子さんと再び参加してくださる方もいらっしゃいました。
 今年は小雨まじりとなりましたが、馬の博物館内の一角をお借りし、子供217名、大人117名(呈茶含む)を対象として、お辞儀の仕方、お茶の点て方、飲み方など、青年部員が一人ひとりに心をこめて説明して体験していただきました。とても小さな手の子供から大人の方まで、皆さん一生懸命に茶筅をふり、一碗を大事そうに口に運びます。ほとんどの子供は残さずにお茶を飲み、「最初は苦かったけれど、初めに食べたお菓子のせいで美味しかった」という感想をいただきました。一度体験した子供がその楽しさでリピートして何回も参加するほどでした。
 例年ですと野外で行っている行事ですが、今回は博物館の狭いスペースを手際よく上手に使い、ピーク時には行列ができるほどの盛況ぶりでした。来年は野外の広い場所で、のびのびとできるように晴れるといいね…と思いつつ、参加者全員の満足した顔でお開きとなりました。








 着付け・髪型教室

日 時:3月22日(日)
場 所:中区野毛地区センター 和室 会議室

 洒凡青年部の会員を講師に、男女の着付けと和装に合う髪型を習い、19名が参加しました。
 女性の着付けは、『補正の入れ方』から『帯揚げ・帯締めの結び方』まで、会員をモデルに実演をした後、実際に各自で復習しながら着てみました。小道具や便利な長襦袢の紹介、また、お互いにコツを教え合うなど、とても参考になる内容でした。
 男性の着付けは男性会員の強い要望で実現し、自己流で着ている方、全くの初心者の方など4名の参加となりました。『紐のはずし方』や『着物のたたみ方』など、正式なやり方を教わっては驚きの声があがり、講師がびっくりしたほどで、真剣に質問しながら何回も練習している様子がとても印象的でした。
 髪型教室は「夜会巻き」を習いました。便利な小物の紹介や髪の長さやボリュームに応じてのコツを教わりながら、自分で髪型をつくりました。同じ方法でスタイリングしても、髪の色や長さの違いで、それぞれ個性的な仕上がりになりました。







 平成21年度定期総会

日 時:2月1日(日)
場 所:横浜市西地区センター

 平成21年度定期総会を、淡交会横浜支部副支部長・青年部顧問の伊達宗籟先生にご臨席賜り、横浜市西地区センターにて開催いたしました。昨年度の事業報告、収支決算報告及び今年度の方針案・事業計画案・収支予算案の議事は滞りなく承認されました。総会終了後は恒例の福引を行い、豪華賞品の数々に、一同大いに盛り上がりました。また、総会前には和室にてお呈茶を一服いただき、今年の干支にちなんだお菓子や手作りの楊枝入れなど、工夫がちりばめられたお席で、楽しい一時をすごしました。例会後は各委員会に分かれ、今年度の活動について活発に意見が交わされ、活動予定報告がなされました。今年も行事盛りだくさんの楽しい一年になりそうです!



 

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