ここでは四季にあわせて全国各地のお菓子を紹介します。
今回は夏の菓子編です。
涼しげなお菓子で、暑さを忘れましょう!
夏らしい |
杏子きんつば
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小麦粉をこねて円形に伸ばした生地に杏子の細かく刻んだ果肉入りの餡を挟み、上に杏子の果肉と小豆が載っています。見た目もオレンジ色で、味も甘酸っぱい杏子の味が口いっぱいに広がる夏らしい和菓子です。 |
夏にも・・・ |
夏萩
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ともすれば秋のイメージがありますが、夏にも萩はあります。程よい甘さの餡を夏らしく緑のこなしで挟み、しだれた枝に紫色の小さな花がちりばめられたかわいらしいお菓子です。 |
渚の調べは・・・ |
湘南
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夏本番まであと少しです! 水色の「こなし」でさらりとした甘さの餡を包み、砂浜に打寄せる波の音を意匠しました。湘南の渚の調べは届きましたか? |
梅雨と言えば・・・ |
青梅
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梅は中国原産のバラ科の落葉木。 春は花、夏は実と二度楽しませてくれます。外郎で白餡を包み、梅の実を作りました。中は梅の甘露煮が一個丸ごと入っています。梅の甘酸っぱさと餡が絶妙の味わいです。 |
「陰陽・五行」のテーマで |
皐々楽(ささら)
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五行を、その相当色である青・赤・黄・白・黒を淡く優しい色合いで表現して頂きました。お菓子の銘の“皐々楽(ささら)”は皐月(さつき)の“皐”に五月と五行の意をかけ、茶会当日は五月の季節と五行を共に楽しんで頂きたいという願いを込めました。 |
ほっとする時間をご一緒に |
江戸風 切羊かん
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竹の包みをほどくと3段に羊かんが並んでいます。細長く切られた羊かんをそっと口に運んでみて下さい。小豆のかおりがひろがり、ついついお茶の時間が長くなってしまいます。 |
キラキラひかる |
サイダーこんぺい糖
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波しぶきが形になって現れた。そんな気がする水色のこんぺい糖。一粒二粒放り込み、かんでみるとサイダーの味がするのです。みんなより少し早く夏が来た様な気がします。 |
今の時期は・・・ |
あじさいまんじゅう
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とっても柔らかくてフワッフワッの皮、かわいらしくて、いくつでも頂ける一口サイズ。今はあじさいですが、春はさくらまんじゅう、これらは落花生まんじゅうに。季節を感じられる、定番のおまんじゅうです。 |
初夏の味 |
びわ
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くずで包んだ、びわ丸ごと一つの中には、クリームのような白餡が。冷たくして召し上がれ。 |
凍らせて食べる水ようかん |
あかね豆福
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溶けかけの状態だと、外側がプルルン、中がシャリ |
ひんやり冷やして美味しさ倍増! |
たがの
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栗を芯に埋め、小豆あんと黄味あんでその周りを柔らかく覆ってある、京風な優雅さと繊細さを持ち合わせたお菓子です。普段は常温ですが、夏はひんやりと冷やしてから切り分けて、中の栗と餡とのコントラストを楽しみながら皆でいただいてはいかがでしょうか・・・口に入れるとさらりと溶ける風雅な甘さは、抹茶や日本茶だけでなく、紅茶との相性もよいはずです。 |
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せせらぎの音が聞こえてきそうな "玉川” |
わさび風味の珍しい和菓子 |
玉だれ
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初代が創作した玉だれは、砂糖と味甚粉に、すり下ろした大和芋とわさびをまぜてこね合わせ、求肥で包んである和菓子です。わさび入りの餡はほんのり緑色に透けて、涼しさがあります。砂糖のしゃり感とその後にくるわさびの穏やかな風味がなんとも言えない味わいです。品切れることがありますので、予約が必要です。 |
味も見た目も涼やかに |
夏柑糖
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袋から取り出すといっぱいに夏みかんの香りが広がります。萩で栽培された大粒の夏みかんをくりぬき、絞った果汁に寒天を加えて固め、器に夏みかんの皮が使われています。一口食べると、寒天の弾力と甘いだけでなくほろ苦さがある野趣豊かな夏みかんの風味がしっかりと凝縮されていて、自然の味とみずみずしさを感じます。 |
涼しさを感じる夏菓子はお気にに召すまま! |
薯蕷饅頭 練切
以上 千草庵 |
水辺の涼風をお茶室に! |
「水藻」
以上 若柳 |
目で愉しむ旬の彩り |
金魚
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口にするにはもったいない ずっとそのまま飾っておきたいぐらいの出来栄えに驚き、ため息する。 |
梅雨といえば… |
紫陽花
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降り続く雨の中咲く花を私達は古来より愛でて来ました。四枚の花びらを持つことから、よひらの花とも呼ばれます。粒餡を芯に白と淡い紫に染めたきんとんで紫陽花とし細かい錦玉がしとしと降る雨を現しています。姿、味ともに上品で、濃茶に合うお菓子です。 |
抹茶だけでなく麦茶でも、ビールでもgood! |
花吹雪落花生煎餅
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落花生を生地に混ぜ込んである瓦煎餅です。かわら煎餅と聞いて‘甘いもの’と連想したら大違い。 |
雨の夜だってきらりとお星様 |
星の宴
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中央の餡は山芋を使った練り切りで、そのまわりは金玉かんです。金玉というと、甘いだけだと思われるかもしれませんが、ゼラチン菓子のスキットした甘さが、夏に嬉しいお菓子です。 |
並べて飾って… |
落あやめ
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日の光をあびたような薄紫と、まぶしい白の花を形どったお干菓子。対照的な色合いが、すがすがしい初夏を感じさせます。五感を働かせて味わってみましょう。 |
新茶の香りとふんわりとした甘さ |
朝露
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しっとりした小豆餡をふんわりした抹茶餡で包んでいます。口の中でほろほろ溶けてゆく上品なおいしさに加え、この季節ならではのさわやかさが魅力となっています。 |
コンチキチン、したたる甘露 |
したたり
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京都、金剛能楽堂の献茶席に用いられるお菓子。あくを抜いた黒砂糖とざらめと、丹波の上等な寒天だけで作られたシンプルな琥珀羹は、プルンと弾力のある食べ心地。もとはお茶会の時にだけ作られるお菓子だったのが、あまりのおいしさに引きも切らない人気になり、今では年間を通して楽しめるようになりました。 |
素朴な粟が正座して |
粟羊羹
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粟独特の香りと味わいを生かして羊羹仕立てにした棹物のお菓子。夏バテ気味でも思わず手が出る爽やかな色合いです。冷たくして淡白でふくらみのある甘さを味わって! |
おもたせ菓子にぴったり |
西湖(せいこ)
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れんこん粉と和三盆糖を練り上げ笹の葉で包んだ生菓子で、ぷるぷるした口当たりと繊細なのどごしが人気です。老舗料理屋の和久傳でお食事をするとお料理の最後に出てきますが「お腹いっぱい!」という時でも、一口食べたら後を引く美味しさで、必ずおみやげにしてしまいます。お持ち帰り用はきれいな和紙で包装されていて、おもたせ菓子にもぴったりです。
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左党にもおすすめ |
涼一滴
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初夏から秋口まで並ぶお菓子。はんなりとしたやさしい白さの『ごま風味』は備中の白小豆に白胡麻の香りをきかせた水羊羹です。どこか胡麻豆腐を思い出す風味があり、左党のにも好評だとか。器のおかげで、ぎりぎりまでゆるく固まった口当たりは、まさに『涼一滴』の味わいです。 |
茶室で磯風を感じるお菓子 |
浜土産(はまづと)
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竹籠にそれは見事な蛤が入っていて、包みを開けたとたんにまず、その風流な趣向に驚かされます。 |
幼い頃をおもいだして… |
紙風船
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さっくりした最中の皮の中に、色とりどりの錦玉(ワイン味、レモン味、黒糖味)が入っています。見た目、味、ともに繊細で儚い感じが、まさに紙風船というお菓子です。抹茶だけでなく、サイダーや、珈琲にも合いそうです。 |
食べるのが惜しいほどに繊細 |
朝露
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淡紅色の花には、梅肉砂糖、緑の葉の形には生姜砂糖が入っています。 暑い季節にはとてもぴったりな、さっぱりとしたお菓子です。粗く編んだ籠に盛り付けたら、朝顔が蔓に巻きついた風情で美しいです。 |
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