取材を重ね「見ておいしい」「食べておいしい」お菓子をご紹介していきます。
今回は冬の菓子編です。
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贅沢!! |
玉饅
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正式名がお宝饅頭。 |
かけはし |
船出
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大海原を波に乗った船が進んでいます。今まで築き上げてきたものを受け継ぎ新たに船出することを表しています。 |
春が待ち遠しい |
福べ
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冬から春へ移り変わるこの季節を落ち着いたピンク |
もうすぐ春が… |
下萌(したもえ)
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雪下の春の息吹きを感じさせる和菓子です。口に入れると上品な甘さの羊羹と、以外にしっかりした歯応えの軽羹とが加減好くまざり合い、ほわっと来る豌豆の香りに春を感じました。 |
初釜に |
末広
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干支のねずみを模しためでたいお菓子。口当たりのよい求肥とやさしい甘さの白餡が絶妙なバランス。初釜に是非どうぞ。 |
愛らしい |
さざんか
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愛らしい冬の意匠。ほどよい甘さの練切です。 |
ケーキ…かな? |
苺大福
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苺が2個で真ん中に生クリームをのせ周りを餅ではさんでいます。少し離れてみるとショートケーキのようにも見えます。 |
しみじみ・・・芽でたい |
クワイサブレ
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「慈姑」は大きな芽がでることからお正月の縁起ものとして使われてきました。その「くわい」を使った珍しいサブレです。表面には、大きな芽を出したくわいが3つ描かれています。しっとりとしたサブレが口に広がり、控えめな甘さがホットミルクとぴったりです。年の暮れは、クワイサブレを片手にのんびりしてみませんか? |
もちもち |
うさぎ饅頭
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目と耳に薄いピンクのお化粧をしているうさぎのお饅頭。手のひらにちょこんと乗せてみると、見るからにモチモチっとして美味しそう。皮は薄く、中には白あんが包まれていてすっきりとした甘さです。 |
ふわっふわっ |
えがお
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やわらかくふっくらとした皮。まるでほっぺの様なその皮で美味しいこし餡がサンドしてあります。ほっぺの上には可愛いえくぼ(小豆)が1つずつ。優しいひと時をお過ごし下さい。 |
東海道旅糧の一好味と謂うべし… |
あわ雪(桃花)
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その昔あわ雪豆腐は東海道名物として旅ゆく人たちに有名でした。その名を残さんと三代目藤右衛門が創製しました。新鮮な卵白を主原料とし、淡雪のように優しくまろやかで、そのきめの細かさと淡白な舌ざわり。切り分けた時の姿の美しさと、口に含んだ時の弾力もお楽しみ下さい。 |
季節限定! |
林檎のどらやき
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フンワリどらやきに白あんとリンゴのコンポートの組合せ。ほんのり甘く甘酸っぱい、やさしいどらやき。和菓子だけど、ケーキみたいに美味しくて、紅茶・コーヒーでもどうぞ。 |
五つの楽しみ |
花元町
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横浜の港の象徴の浮玉をモチーフにしてある花元町。こし餡・つぶ餡・ごま餡・青梅餡にあんず餡。五色に並べて梅のはなのよう・・・とってもかわいらしい最中です。 |
嶺々に真白に冬の装い… |
霜ばしら
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元禄年間伊達政宗公の家臣の御用菓子として、代々父子相伝の名菓「晒よし飴」の季節菓子。麓に霜ばしらが立ち始めると製造が始まり、春の訪れと共に終了。口の中に入れるとシャキシャキと音がするようにとける高尚な甘いロマン…。 |
雪の塊が溶けるように |
越の雪
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幕府への献上菓子として越後長岡の伝統を守り続けているお菓子。粳米の寒ざらしに和三盆糖を角に固めた物。その1個をそっと口の中に入れると、サラサラと舌の上でとけてしまい、上品な甘味がいつまでも残っています。 |
冬の訪れ |
木枯し
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北風が吹き始めるころ、木々の色褪せた枯葉は、一斉に落葉となります。朝、散り積もった落葉に目をやると、うっすらと霜が降りています。冬の訪れです。小豆入りの練切りで落葉を、氷餅で霜を表現しました。中の粒餡がアクセントを添えます。 |
ホワイトクリスマスには…… |
聖樹
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今やクリスマスは冬の行事として外す事が出来ません。山芋入りの金団餡でこし餡を包み、色とりどりの飾りをつけてクリスマスツリーに仕立てました。 |
春の足音が…… |
福梅
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寒風の中、凛として咲く梅。その姿は万葉の時代から人々に深く愛されてきました。梅は、春告草とも言います。まさに春を呼ぶ花です。こし餡を鮮やかな紅色の練り切りで包み、香り立つ紅梅を表しました。早春の茶会に相応しい菓子です。
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芳しき冬の香り |
柚子餅
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冬の味覚に欠かせない柚子。中国原産で、奈良時代に渡来したと言われています。誰もがその香りの虜です。羽二重餅に擂った柚子を入れ、大納言の粒餡と白餡を包みました。柚子の香りと味が口の中に広がり、程よい餡の甘さと調和します。 |
京都の冬は…… |
束柴、蕪
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京都を訪れる最高の季節は冬かもしれません。京野菜が一段と味を深めます。大原あた辺りを散策すれば、柴を乗せた大原女に会えるかも。黒大豆のきな粉と和三盆で束柴を表現しました。きな粉独特の風味が堪りません。かわいい細工の蕪は有平糖製です |
新年を寿ぐ |
相生
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初釜の菓子にも、茶道各流派のお好みがあります。相生きんとんは藪内流宗家のお好みだそうです。 |
お正月だけの特別な味 |
花びら餅
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初釜でお馴染みの花びら餅。ここ川端道喜は裏千家御用達の味です。なめらかな白い餅皮に、重ねた餅の薄紅がほのかに透けて、とろりと流れ出る白味噌の甘さを牛蒡の滋味が引き締めます。華やかで奥深い味わいは絶品! |
作りたてをすぐに食べてはいけないお菓子 |
こもかぶり
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お菓子やさんで、「明日以降にお召し上がりください」と言われた経験があっただろうか。あまりに意外な言葉を聞いたので一瞬耳を疑ったが、名前の由来ともなっている、この皮の部分が時間を経て、ぱりっとなると、中の栗と餡とに香ばしさが加わっておいしくなる。「遠方なのでお菓子のお土産を諦めなくてはならない・・・」ってことが、金沢ではなくなりました!!!! |
アプリッコット好きにはたまらない実りの秋 |
あんず餅
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羽二重餅にまるごとの蜜漬けあんずが、白餡に包まれて入っています。あんず餅というと古風なイメージがありますが、食べてみるとこれは和洋折衷、抹茶だけでなく、ハーブティーとでもおいしくいただけます。 |
紫いもから生まれたあけび |
山あけび
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秋も深まり、冬の気配が見えてきた頃、あけびは薄紫色の実をつけます。その美しい実の色を見事に再現したのが、紫芋の力です。白色の果肉の代わりに白餡、種子の代わりに栗の入った、収穫祭のようなお菓子です。
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いっぺん食べたら... |
九十九餅
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何とも言えない幸せな色をした求肥である。この求肥には卵が混ざっていて中にはふくふくしい虎豆も入っている。その上に栗きな粉がかかっていて、この絶妙な色となっている。色だけでなく、味も素晴らしい。注文してから調整するので、柔らかく頂けるのかも。 |
食べられるの?これ |
御堂椿
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とても作ったものとは思えないほど、椿の花を模してある。言わずもがな、お水取りのときにまく造花からきたお菓子。食べてみると、あまり重たくない。これは、ただの練り切りでなく、中にジャガイモでんぷんを沢山まぜているから。そこで、別名糊こぼしとも言う。包みの箱にも椿の花が沢山ついていてとてもかわいい。
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いっぺん食べたら... |
古賀音だんご(黒胡麻)
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包みを開けてビックリ! 黒ごまが箱いっぱいに敷き詰められていてお団子を探すのが大変なほど。中には出来たてのかわいいお団子が串にささって並んでいます。砂糖に和三盆糖を使うなどのこだわりの素材はお団子を平らげた後の残った胡麻で「ほうれんそうの胡麻よごし」なんていうのもGood! |
これぞ繊細な上生菓子 |
雪餅
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なめらかな黄身餡を、真っ白なつくね芋のきんとんで包んだ繊細極まりない上品な姿。一日はもたないほど風味の変わりやすいお菓子なのでそおっと運んで、早めにどうぞ。
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